釜石の歴史を実感する。
釜石鉱山展示室Teson(旧釜石鉱山事務所)の特徴
旧釜石鉱山事務所はかつての総合事務所で、歴史を感じられる場所です。
無料で懐かしい備品の展示があり、当時の雰囲気がそのまま楽しめます。
鉄づくりが初めて行われた地であり、町の特色を知る貴重な資料館です。
釜石の観光で日曜日に行きました。釜石の街から少し離れているからなのか、観光客は他に1組いるぐらいで、穴場スポットかもしれません。以前の釜石鉱山の事務所跡で入って1階は、当時使っていたそろばんから計算機、電話などといった事務機器が展示されています。手書きの帳簿とか見ると、今ではパソコンと1人が2人でこのフロアの仕事全部できそうだけど、昔はこういう管理業務にもすごく人手がかかってたんだなと思わされました。そして、2階には、鉱山に関する展示で、鉱石や採掘道具や医務室、鉱山労働者家族のための学校など、鉱山で働き暮らしていた人たちのことを知ることができます。車でここに来るのもかなりの勾配を登ってくるので、ここの急に切り立った山の中に一つの街があったかと思うとなかなか面白いです。
友人に薦められて行きました。夏休み中でしたが、ほぼ貸切でした。正直地味でそんなに面白くなさそうだなと期待せず行ったのですが、鉱山に関しての展示も見応えがあったし、何より平成18年ごろまで使われていたという執務室の事務用品たちが、文具好きとしてはどストライクでした。懐かしの黒電話、和文タイプライター、当時の初任給8ヶ月分もしたという電卓。トトロでしか見たことないような交換手につないでもらう電話。ワープロやWindows95が入ったブラウン管テレビのようなパソコンもありました。実際に触れるものもあって、職員の方に使い方や苦労話など教えていただきとても楽しい時間を過ごせました。年に一度鉱山の中を見学できる日があるようなので、次はそれを狙って来たいです。
昔、確かにあった素晴らしいものを見ることが出来ます保存に関わる方に感謝致します。
超おすすめです。どこに車を停めていいか分かりにくいですが、鉄筋の建物の近くに自由に停めて?オッケーです。タイガー計算機をいじれて感激しました。その他、世界の鉄鉱石展示や削岩機、古い電話機や交換機などとにかくディープなものがいっぱいです。
2007年まで釜石市鉱山(株)の総合事務所として利用された建物。近代製鉄の発祥の地、日本最大の鉄鉱山、有数の銅鉱山である大橋地区にある。国登録有形文化財(建造物)となっていて、一階が事務所、二階が展示資料室になっている。入場料が大人300円。小中学生が100円となっています。釜石鉱山の歴史は享保12(1727)年に磁鉄鉱が発見されたことから始まる。その長い歴史と変遷を見るには面白い施設と言える。
2022GWに伺いました。1Fは当時の事務所が再現されていて、和文タイプライター(文字が逆さなのを一つひとつ拾う)や触れるタイガー計算機(職員の方が使い方を教えてくれる)など、懐かしく感じるものがたくさん。2Fは当時のエライ人のお部屋やギャラリーがあります。個人的には古ーーーーい資料が詰まった図書室がオススメ。100年くらい前の分厚い本が普通においてあります。仙人峠を通るたびに気になっていた堆積場も間近に見られて大満足でした。JAFカード提示で50円引きです。
3/21日時点、事務所は冬季休業です。近くにシカの親子がいました。歴史あるものが残ってるのは素敵です。釜石自体、歴史があるので古い建物や隧道等、私はとても楽しめました^^また行きたいです。
事務所内の見学も、鉱山の歴史が分かり良かったです。鉱山跡は遠目ですが迫力があり、なかなか見ごたえがありました。紅葉の季節は峠超えも美しいと思います。
大橋鉱山の跡地にキレイな滝があった!
| 名前 |
釜石鉱山展示室Teson(旧釜石鉱山事務所) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0193-55-5521 |
| 営業時間 |
[月木金土日] 9:30~16:30 [火水] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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クチコミで多く書かれていた1Fの展示は、かつて使用されていた事務所や受付の雰囲気をそのまま残しており、懐かしいものから初めて見る古いものまでさまざまで、とても興味深いものでした。実際に動かしてもらえる展示もあり、アンティークとして欲しくなるような品も多く、おもしろかったです。2Fには鉱石や採掘に関する道具・資料などが豊富に展示されており、じっくり見て回るとかなり時間がかかりそうです。市内にある鉄の博物館を先に訪れていたこともあり、ある程度知識があったぶん、より想像を膨らませながら楽しむことができました。また、ここにたどり着くまでのドライブコースも印象的で、深い山々にぐるりと囲まれた道はとても新鮮でした。釜石と内陸を結ぶ仙人峠は、トンネルが多い無料高速道路ができるまでは、急カーブや急勾配が続く交通の難所だったのだろうと想像させられます。閉館となったこの建物や周辺の残置物、そして道中の風景も含めて、大きな歴史博物館を訪れたかのような感覚を味わうことができ、来てよかったと心から思える場所でした。