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名前 |
曽里地山帰郷観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
曽里地山観音は、「帰郷観音」とも呼ばれ、地元だけではなく佐渡各地や島外からも参拝者が訪れている。遠出の前や病気、子どもの事などを強く思い、参拝する人が後を絶たず、本堂の壁には沢山の願掛けの跡が見られた。「自律神経自律神経自律神経」「歯歯歯歯歯歯歯」といったように、よくしたい部位が書かれて願掛けされ、独特の空気感である。毎年8月9日には観音祭として祭事が執り行われ、33年に一度、梓(紫陽花)の木でできている本尊の御開帳がされるのとこと。毎月17日にも開放しているようである。以下、縁起。昔、柏崎から訳あってこの地に来た子どもが、召使いとして尊里地山で仕事をしていた。幼子が遠くに見える故郷の山に向かい両親の事を想って毎日祈っていると、どこからともなく翁が現れ、持っていた鎌を使い、そこにあった紫陽花の木で小さな観音像を彫った。子と翁が揃って、信心深く手を合わせその目を開くと子は故郷に帰っていた。