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名前 |
旧よしのや【こて絵】 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
昭和初期、萩生の町界隈は大にぎわいであった。その中でも当時、旅館が2軒あり、吉野屋と八百八が隣同士で東から西に細長い構造で建っていた。その中で唯一、建物の一部が残るのは吉野屋である、こて絵は、通りに面した壁に施されている。こて絵とは、日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついた。着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。これは、財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからである。