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名前 |
旧八巻家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
旧八巻家住宅は江戸時代後期から末期にかけて建てられたと推定される建物で、現在地に移築される前は菅生神社(宮城県柴田郡村田町大字菅生字宮脇:平安時代初期に坂上田村麻呂が創建。旧村社。)付近にあり、社務所や寺子屋などにも使用されいたようです。建物は木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入、桁行8間、張間5間半、仙台藩でよく見られる直屋造りで、向って左側が土間となり、中央から右側に5室の部屋があります。「でい(座敷)」、「なんど」、「なかま(次の間)」、「おかみ(茶の間)」の配置は柴田郡や名取郡に良く見られる、この地方独特な形式で、「孫囲い」や「隅囲い」と呼ばれる架構技法が見られます。旧八巻家住宅は江戸時代の農家建築の遺構で、当地方の古民家の特徴を伝える貴重なものとして平成6年(1992)に村田町指定有形文化財に指定されています。現在は民話伝承館として再利用され一般公開されています。