多賀城の朱雀大路で、歴史を感じる散策を!
名前 |
南北大路 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.thm.pref.miyagi.jp/kenkyusyo/guidance_nanbokuooji.html |
評価 |
5.0 |
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案内板によると、ここは“多賀城の朱雀大路”だった所です。奈良時代の終わり頃に大路が整備され、政庁(多賀城)の正面にあたる南門から、役人らが住む城外の街まで、真っ直ぐ南に約550メートル伸びていました。現在は、ちょうど真ん中あたりをJR東北本線の線路が横切り、分断された南側には遊歩道が「南北大路」として“復元”されています。この遊歩道の道幅は、建設当初の大路に近いようです。これが平安時代になると、さらに5メートルほども拡幅されたのだそうです。なお、線路の北側にある中央公園の敷地内にも、南北大路跡が保存されています。あちらでは、平安時代の道幅23メートルを体感できます。一方、遊歩道の南の終点には、鴻の池公園があります。遊歩道は公園の中にまで続いて、東屋に行き当たります。東屋は少し高い所に建っているので、振り返ると遊歩道を見通すことができます。そして、その先に政庁跡のある丘が真正面に見えます。南北大路が“多賀城の朱雀大路”であるならば、この東屋は、さながら“多賀城の羅生門”といったところでしょう。…… 羅生門は、もとは羅城門といい、朱雀大路の南端に位置する、都城の正門のことなのだそうです。