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| 名前 |
六反田遺跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
六反田遺跡は,市の南部にあり,地下鉄富沢駅の北東に位置する。旧笊川沿いに形成された標高10~12mの自然堤防上に立地しており,面積は約77,700㎡である。仙台市教育委員会による昭和51年(1976)~53年,56~61年,平成9年(1997)の調査で,縄文時代中期から近世にかけての遺構,遺物が発見された。遺跡の主体は,縄文時代後期初頭の居住に関わる遺構群と,古墳時代後期末葉~平安時代の居住と生産に関わる遺構群である。出土遺物には,多量の土器や石器のほか,岩偶,石碗などの人工遺物と,ブリ,クロダイ,ニシン科,サケ科などの魚骨,炭化したオニグルミなどの自然遺物などがある。生業活動を含めて,この時期の集落の実態を考えるうえで貴重な成果となった。