松尾芭蕉の風流句碑、風を感じる。
明治26年(西暦1893年)に建立と推定される石碑で、「風流や初やおくの田植えうた」とあります。出典は松尾 芭蕉の「おくのほそ道」からで、元禄2年(西暦1689年)に芭蕉は崇拝する僧侶で歌人でもある「西行」の500回忌にあたり、門人の河合曾良を伴って奥州、北陸道を巡っています。元禄2年4月、芭蕉は「おくのほそ道」の旅で須賀川宿(福島県須賀川市)に8日間も滞在しており、この句は奥州岩瀬郡之内須か川の「相良等躬」亭で巻かれた歌仙の発句です。
| 名前 |
芭蕉句碑仙台青葉西公園「風流の初やおくの田植うた」 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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仙台西公園内には松尾芭蕉の二百回忌(明治26年)に建てられたものと推測される句碑があります。句碑には「風流の初(はしめ)や奥の田植うた 者世越(はせを)」と刻まれています。句の意味は松尾芭蕉が「白河の関を越えて奥州路に入ると折しも田植え時で、人々の歌う田植え歌はひなびた情緒が深く、これこそみちのくで味わう風流の第一歩」です。を詠んだ句です。