陶器の神様に導かれて。
忌部神社の特徴
天津神社の裏手にひっそりと佇む忌部神社です。
社までの道は急で滑りやすい砂地です。
陶器造りの神様を祀っており、周囲には陶器の欠片が散見します。
天津神社の本殿から左側へ向かうと、忌部神社へ続く遊歩道に合流できます。神社自体は建物を外から眺めるしかないのですが、途中の遊歩道の周りの林がとても良い雰囲気で、とても良い散策のひとときとなりました。この神社から宮山展望台までは土階段を3分ほど登ればすぐです。
「天津神社」の境内社ですが、窯元六姓(金重・森・木村・大饗・寺見・頓宮)が協力して大きくされたので立派です。周囲にある伊部北大窯跡は室町から江戸時代にかけて、そういった人たちが使用していた巨大な共同窯跡。あっちこっちで古い陶器の破片が見られますが、手にしてはいけません。神罰が下ります。その生々しい様子が書かれた手紙のコピーを拝殿で見ることができます。でも、知らずに持ち帰った人って、いっぱいいるだろうなあ・・・。
御祭神は天太玉野命(あめのふとたまのみこと)、御祭神は物作りの神様ということで、備前焼の窯元たちがお祀りしたようです。麓の天津神社の境内末社だそうです。元は小さな祠でしたが伊勢神宮の摂末社のお社を頂き、今の形となったようです。
天津神社の裏手(奥)にひっそりと佇んでおられる神社です。
忌部神社です。天津神社から横に流れて登れば歩けます。北大窯跡の場所?間に小さいですが伊部稲荷もあります。ココを登ると展望台があります。
社までの道は急で足元が砂地のため、天気の良い日でも滑りやすいです。
北大窯跡の東側に建つ神社です。昔の窯元が建立したそうです。因みに陶片を持ち帰った人物がバチがあたり、謝罪の手紙が紹介されています。天津神社の横の急勾配の道を登っていくと忌部神社に行けます。車は通行不可です。
陶器造りの神様を祀った神社ですが、窯跡だったらしく辺りに陶器の欠片が落ちてるらしい。要は古備前の欠片!と価値がありそうで拾いたくなりますが禁止されていて、拾うとバチが当たるそうです。
Taking some hidden trails off the main path, there is a small local shrine. It isn't used much anymore but once you're at the shrine take the small trail that branches right to get a nice view of Inbe.
| 名前 |
忌部神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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本殿が神明造で銅版葺きは、あまり見られる事例が無くて珍しいと思いながら拝見しました。御祭神が珍しいと祭祀の手法も独特になるのは、やはりありますね。屋根等は見事に緑青が吹いて青緑色になっていました。