本丸の裏門の魅力探訪。
西門の特徴
西門は裏門らしい復元が特徴で、訪れる価値ありです。
正門としての歴史があるため、意外な一面を感じられます。
本丸の門が小さいのは、馬から降りて歩くための工夫かもしれません。
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根城の本丸は全般的に門が小さいけど、これは「本丸には馬から降りて歩いて来い」ということなのかなあ、、、、、
| 名前 |
西門 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
|
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現在の根城の復元の仕方が、東側の現在の八戸市街地からのアクセスを重視してあるために、この西門はいかにも裏門という感じで復元されているのだが、実はここは身内ではない客(敵になりうるもの)を迎えるための正門であったはずだ。その証拠がこの西門前の二重土塁と門自体の位置取りである。鉄砲の無い時代の城郭ではあるが西門は本丸の凹部に設けてあり、門前はくぼ地になっていて、物見櫓のあった北側と南側の張り出しから城兵は「客」を監視できる。門前の二重の土塁によって「客」は西門に達するためには、そのくぼ地を通らざるを得ないような作りになっているのだ。また兵の訓練、馬の調練の出入りにもこの門が使われたであろうことは、馬場頭という地名からも想像できる。現在正面のように作られている東側は身内や家臣の住まいのある「勝手口」であったのだろうと私は考える。