スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
二重土塁跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
現在の根城址の復元は、市街地側(東側)を正面に成されているのだが、主の身内である家臣の家や、墓地の有った東側は、いわば勝手口であり、身内ならざるもの達、敵になり得る客達、調練に出る兵達の出入り口は西門だったのであろう。西門は本丸の凹部にしつらえてあり、その凹み部分が、二重の土塁のスペースになっている。城の西の守りは西の沢に加えて、本丸と沢の間に設けられたこの二重の土塁に依る。街道から西門へはこの土塁の狭間を通らなければならないが、その間本丸の二方からまる見えなので見張りは、来訪者の様子をじっくり観察できるのだ。土塁の狭間のから見上げる本丸は高く左右に囲むように張り出しているので来訪者は圧迫感を持っただろう。