古代の息吹感じる尾針神社の磐境。
磐境の遺跡の特徴
磐境には刀で切ったような巨岩が点在し、古代を実感できる環境です。
尾針神社は平安時代中期に記された歴史ある神社として、神秘的な雰囲気を持ちます。
磐座が存在するため、古の社があった場所と考えられ、神聖な気が漂います。
古代を実感できます。小さいけど、立派な社です。
風がよく通り抜けて心地良い磐境。
磐境の巨石が転がっています。古代の祭祀遺跡の巨石群のようですが、人工的に切り取られたような岩が印象的(倒れて割れたのかも知れない)。岡山教育委員会あたりが、説明板とか設けてくれたら有り難い。
磐座があるので古の社があったところかと思われる。岩は南北に割れている。木々がなければ割れ目の方向に北極星が見え、南中する太陽が見えるのかな。
尾針神社の創建は不明ですが、平安時代中期の書物にその名が既に記されており歴史ある神社の一つではないかと推測されます。磐座、磐境の存在から、古くからこの地に何らかの信仰の拠り所が存在していた事が伺えます。実際、尾針神社の周辺では土師器や須恵器など弥生土器の流れをくむ出土品が多く発見されており、日本古来から存在する自然崇拝である基礎信仰の祭祀場がこの地にあったと推測すると合点がいきます。天皇家を頂点とする現在の神教よりも前から存在していた祭祀場、人々の集会の場であった場所。後々になり鳥居、社務所、社殿を持ち近代において社格で分類されるようになった神社。それ以前に造られたものと考えると何だかロマンがありますね。
良いも悪いも神社の裏手に石と碑があるだけ。説明掲示板でもあればまだ書きようがあるがなにもない。我々がここで何があったか想いを馳せる。そう人の数だけ物語があるのだ!
名前 |
磐境の遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://home.u08.itscom.net/sakura/s_chugoku/oka_ohari/ohari.htm |
評価 |
3.8 |
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尾針神社北側にあります巨岩が散在しておりまるで刀で切ったかのように割れている巨岩もあります。