歴史を感じるガン屋の小屋。
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ガン屋建物が残っています。古いため屋根が崩れそうになっており中を見ることはできない。
名前 |
宜野座のガン屋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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「ガン屋」とは、葬儀の際に遺体を運ぶために使用される「ガン」を保管する目的で建てられた小屋の事です。かつては松田・宜野座・惣慶・漢那の 各集落に設置されていましたが、現在、村内に残っているガン屋は字宜野座のガン屋のみとなっています。宜野座のガン屋はもともと茅葺の小屋でしたが、昭和 5年頃に破風型の屋根を持つコンクリート製のガン屋へと造り替えられ、その後、火葬が普及する昭和 30年頃まで宜野座区や福山区の人々によって使用されていました。火葬が普及する以前、沖縄では遺体を洞穴や墓内に安置し、時間の経過とともに白骨化させる「風葬」が一般的でした。風葬後 2~7年を経て、遺体が白骨化した頃に、家族や身内の女性たちが中心となり、大きな鍋に湯を沸かしてぬるま湯を準備し、布で遺骨を拭き清める「洗骨」が行われました。清めた骨は、足の部分から厨子甕 (ジーシガーミ)と呼ばれる蔵骨器に納められ、最後に頭蓋骨を一番上になる様に配した上で、墓内に安置されました。-案内板より-