石室探検、未知の道へ!
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本当にこの道でいいの?と思いたくなるような狭い道路を通ります。わかりにくい場所にありますが、こんな所まで重い岩を運んで、古墳を造った古代人の凄さを感じます。
名前 |
鬼のいわや古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.8 |
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石室の中に入ることができます。虫などに注意です。中はドーム状の美しい石積みを見るこができ「約1500年前の石積みがこんな綺麗な状態で残っているのか」と感動します。形式としては6世紀の肥後で流行った(?)横穴式石室で、羨道を通り中間地点の前室を抜けると上部がドーム状になった玄室に辿り着きます。奥に遺体を安置するスペースが作られている石屋形タイプになっています。因みに日本の古墳は古くは竪穴式石室でしたが、高句麗から横穴式石室が半島経由で九州に伝播、後に近畿でも採用される当時のトレンド墓制です。ここより東の高速の場所で見つかった横山古墳(現在は山鹿の装飾古墳館に移動)はこちらと同じく石屋形の横穴式石室ですが、玄室内の正面の石屋型の安置スペース以外に玄室の左右にも遺体を安置されていたそうです。その左右の遺体は後の時代に追葬されたようで、お墓というよりは一族の納骨堂のような使い方だったのかもしれません。上から土を被せる竪穴式石室と違い、後から追葬のできる横穴式石室は先進的だったのではと思います。