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名前 |
吹上御門跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
吹上口は和歌山城内郭の北西部の入口です。吹上口は紀ノ川河口の紀伊湊に近く、西外堀でつながっていました。また、西外堀には吹上橋が架かっており、人間だけでなく、荷物を運ぶ牛馬も通行しています。物資の搬入口というのが、この場所の主な特徴といえるでしょう。『紀伊国名所図会』「吹上御門辺の図」〔『紀伊国名所図会』「吹上御門辺の図」〕橋の南詰にあったのが高麗門形式の吹上御門です。南側に勘定奉行所に続く勘定御門、東側にあったのが三の丸との出入り口である吹上大御門(天保11年(1841)に「吹上冠木御門」から改称)です。また、船に物資を運搬するための雁木(石段)が西外堀に面してありました。しかし、明治以降、堀に架かる橋や門が撤去され、西外堀(西の丸川)の一部も埋め立てられました。