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名前 |
和歌道 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
和歌山城下から南に向かって和歌浦に至る直線状の街道で、現在の中央通り(国道42号)に当たります。江戸時代後期に編纂された『紀伊続風土記』によれば、本道は元和年間以降に開かれた街道であるとされ、ここから西約40間(約70m)の位置に古道があり、関白藤原頼通が熊野参詣の帰路、和歌浦を遊覧した際に通っているとのこと。和歌道(わかみち)筋には東西両側に松並木が広がり、特に東側の吹上砂丘の根上り松は有名であったようですが、明治中期頃までにほとんど枯死してしまった上、化学工場による煙害の影響もあったようで、現存するのは1本(和歌山大学教育学部附属小学校・中学校グラウンド内)だけではないかと思われます。なお、和歌道は明治11年に仮定県道認定、昭和21年に国道41号、昭和33年には国道42号として指定され、現在に至っています。また、明治42年から昭和46年までは路面電車が走っていました。