現代の中の浦島稲荷社、見逃せない!
浦島稲荷社の特徴
国道沿いにひっそりと佇む浦島稲荷社の祠です。
三幸苑の入り口にあり、見過ごしがちな存在感です。
現代的なコンクリート製の祠が魅力的です。
2025/03三幸苑さんが入っているマンション入り口にあります。
意識していないとナチュラルに通り過ぎてしまうくらい、現代に溶け込んだコンクリート製の祠。
三幸苑の前に建てられています浦島稲荷社は屋敷神ですから屋外に造られます。稲荷神は元来、農耕神ですが商業でも商売繁盛の神として祀られるようになっています。石造りの小さな祠ですが、しっかりしたものになっています。稲荷神社は渡来人が創建した神社であり総本社であります伏見稲荷大社もそのひとつです。700年代初頭に建立されていますから渡来人が帰化して1300年以上の歴史となります。秦の始皇帝三世直系の子孫もいて論語も渡来人が伝えたものです。中華系の人々にとって稲荷社が受け入れやすい信仰であるのは秦氏が天皇に協力して開拓を進め、神社・寺院を創建していった事も関係しているのでしょう。祠には奉齋浦島稲荷社と書かれた小柱が納められています。稲荷信仰の初期には山の木の枝や石を御神体として用いましたから、小さいからといって、ぞんざいな扱いは甚だ無礼といった行為です。狐さんがいなくてもお稲荷さんだというのは変わらないのです。
名前 |
浦島稲荷社 |
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ジャンル |
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住所 |
〒221-0042 神奈川県横浜市神奈川区浦島町4−10 パル大平 |
評価 |
3.6 |
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国道沿いにありますが小さくて見過ごすところでした。京浜急行子安駅近くです。