浦島太郎ゆかりの神奈河井戸。
浦島太郎の足洗井戸の特徴
普通に歩いていると通過してしまう隠れた井戸です。
井戸に貼られた神奈河うらしま組のシールが目印です。
子安浜で浦島太郎が足を洗ったと伝わる歴史的な場所です。
一見、どころか念入りに見回さないとただの手押しポンプである(東邦工業)ゆかりの遺跡である証を示すシールも肝心の浦島太郎の部分が消えている。史跡として扱うのであれば、もう少し見せ方の工夫が欲しい所だ。
この井戸には「神奈河うらしま組」のシールが貼りつけてありました。「神奈河うらしま組」とは神奈川の浦島太郎伝説を元にまちづくりを行う集まりとの事で、2021年5月に「ヨコハマ市民まち普請事業」として横浜市に整備提案を行っている組織の様です。1930年(昭和5年)11月、横浜郷土史研究会が出版した「横浜の伝説と口碑」の45頁には以下の通り記載があります。浦島の足洗井戸浦島太郎を祭った浦島寺があったが故に色々な遺跡を残すことはもっともな話である。子安町字中濱三二六一番地には太郎が足を洗った井戸というものがある。直径四尺位の井戸で、龍宮から帰った後、埃にまみれて此所へ辿り着いた時洗ったものか、又老いて歿する迄この井戸で両足を洗ったものか、恐らく両方ともに係わる井戸でもあろう。
この井戸は、子安浜に上がった浦島太郎が足を洗ったと伝えられています。子安通一丁目の住宅がかなり密集しているのと、この場所の目印になる表示も無く自力で見つけるのは難易度が高いように思えます。
名前 |
浦島太郎の足洗井戸 |
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ジャンル |
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住所 |
〒221-0021 神奈川県横浜市神奈川区子安通1丁目184 |
評価 |
3.6 |
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説明も案内板も無いので普通に歩いていたら通過してしまうような井戸でした。建て込んだ住宅地にあるので、あえて何も教えていないのかも知れません。