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名前 |
冨貴地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
冨貴(ふうき)地蔵尊墨江村誌(すみのえと読む、村は明治22年〜大正14年)によると、天保年間(1830〜1847)のことで、この村の芥子久兵衛なる人が、自分の畑で、地蔵尊が捨てられているのを見つけ、ある期間自宅の門前に安置していました。その後、すぐ近くにある大圓寺の門前に移されました。平成4年に、大圓寺の本堂等の大改修が行われ、完成後の平成6年に現在の地蔵堂が、金剛組さんの手で建立されました。冨貴地蔵尊、因みに「冨貴」とは、お金持ちで身分も高いことを表すそうです。四字熟語の「冨貴吉祥」は、財があり地位も高く幸運に恵まれる、という意味です。この辺りは明治22年まで南濱口村で、北隣は濱口村の区域となっています。西側の紀州街道が通る安立町、東側の熊野街道に挟まれています。随分減って来てはいますが、まだまだ当時の建物が残っていて、眺めているだけで、心が癒されます。道が微妙に曲がっているのが嬉しい😊です。