世界初のグライダー体験!
| 名前 |
鳥人幸吉の奉公した紙屋跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
〒700-0822 岡山県岡山市北区表町1丁目2−36 梅田ビル 南棟2階 |
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世界ではじめてグライダー?を製作し空を飛んだとされる?鳥人幸吉が勤めていた紙屋、つまり障子屋の跡地です。現在はビルが建っておりますが、跡地である事を示す碑が建っております。鳥人幸吉は玉野の生まれですが、紙屋で過ごしているうちに障子で羽を作って空を飛ぶ事を思い立ち、1785年夏に実際に翼を製作して岡山城の近くにある京橋の欄干から飛び立ち、どのくらいかはわかりませんが滑空して河原で夕涼みをしている町民の上に落ちたと言います。幸吉はこの件で岡山城下を所払い(町出禁)となり、その後は駿府を経て晩年は遠江で過ごしたそうです。もしこの件が事実だとすると、1849年に行われたドイツのジョージケイリーの有人滑空実験よりも60年前後早い訳ですが、9世紀頃から幸吉同様の滑空を試みた人物はいますし、気球であれば1783年にモンゴルフィエ兄妹によって有人飛行は達成されていますから、世界的に見れば「初」という訳ではありません。ただ日本ではこの時期の有人滑空への試みは「初」と言っても良いのではないでしょうか。私は鳥人間コンテストのようなエンターテインメント性があってとても好きです。