物部氏の歴史を感じる供養塔。
王司山田自然石板碑の特徴
下関市指定文化財として、歴史的な意義が際立っています。
中世の厚東氏と物部氏にまつわる供養塔が存在しています。
龍泉院の跡地に位置し、周囲の静けさが魅力的です。
下関市指定文化財中世における長門国守護、厚東氏の祖、物部氏の系譜を継ぐ物部助宗が妻或は娘の死を弔う為この地龍泉院(現在廃寺)に供養塔を建てたものと考えられる。板碑には梵字、バク(釈迦)ボラー(梵天)シリー(吉祥天)、左手には永仁三年八月 為物部女 願主 物部助宗 と彫られてます。京都大徳寺所蔵、長門国豊浦郡阿内包光荘園領地絵図にも助宗屋敷が記されており、またこの人物とは別に長門市日置町にも物部氏の板碑が現存しており、厚東一族が長門国を治めていた事が確証できる貴重な史跡です。
| 名前 |
王司山田自然石板碑 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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見つけにくい場所にありました。