悟りの窓と迷いの窓、心和む鷹峯。
源光庵の特徴
悟りの窓と迷いの窓が有名なお寺で、紅葉シーズンは特に美しいです。
血天井や日本庭園を楽しめる、静かな環境が魅力的です。
最寄りのバス停は鷹峯源光庵で、アクセスに便利な場所にあります。
紅葉のきれいな時期に拝観しました。多くの訪門客がいて、思い思いに楽しんでいました。観る角度により、見え方が変わるので畳に寝転んで見る方もいらっしゃいました。光の強さやさし具合によっても変化があるのでしょうが曇りだったので大きな変化はなかったのですが、素敵な時間を過ごす事ができました。
静かな環境なので畳に座ってゆっくりと日本庭園を拝観できました。時間がある人は庭を見ながら瞑想するのもいいかもしれません。紅葉は始まったばかりで一部の葉が赤くなっている程度でした。本堂の天井には鳥居彦右ェ門元忠公率いる兵士たちが伏見桃山城の戦いで残した血痕があり(伏見桃山城の床板を一部移設)、そこに残った足形をはっきり確認できました。拝観料500円、靴袋は持参すると良いかもしれません。(2022年11月5日)
最寄バス停は、「鷹峯源光庵」になります。市営バスが京都駅烏丸口より出てますが休日や紅葉シーズンは、地下鉄北大路駅と直結の北大路バスターミナルから出ているバス(北1系統です、1系統もあるので注意です。)もあります、此方の方が多少良いかな(毎時2~3本)。バス便が多い「千本北大路や獨協大学」バス停から歩くのもありですが、お寺までは上り坂で20分ぐらいだと思います。歩道のない、細い道路でもあります。お寺は、改修工事が終わったばかりなので綺麗になっています。此方の本堂の天井は、伏見城の床板を使った血天井になっています。お庭も紅葉シーズンは、綺麗ですよね。最後に、バスは乗ったままだと起点に戻る循環なので、ご注意を(行き先が表示されていても、途中で変わります )。
改修工事が終わり拝観再開。殆ど拝観者がいなかったため、とても有意義な時間を過ごすことができました。「迷いの窓」は“自身を返り見る“ためにあるそうです。生まれてこれまでを振り返り、懺悔する窓です。私の座右の銘は生きててごめんねです。しっかり懺悔をいたしました。「悟りの窓」は、自分自身を見直す窓です。生かされていることに感謝したり、感謝すべきことを見つける窓だそうです。心をいれかえて悟りの窓の前で賢者へ転職を試みましたが失敗。血天井の話は供養のためにお寺の天井になったということで、暑い京都にいながら肝が冷える思いをしました。
バス停源光庵前下車。2022年4月1日より拝観再開されています。卍山禅師さまの住持により臨済宗より曹洞宗に改宗された寺院で、本堂西安置の開運霊芝観世音さま、京都の寺院に点在する伏見桃山城遺構の忠臣三河武士鳥居元忠公一党自刃の血天井、インスタ映えスポットでも有名な大宇宙に禅と円通の心を表した悟りの窓、人間の生涯を象徴する生老病死の四苦八苦を表現した迷いの窓、北山を借景とした紅葉が有名な風情たっぷりの枯山水庭園など、見処一杯で写真撮影も神対応です。是非、迷いの窓と悟りの窓の前で非日常の時間を体験されては如何でしょうか。御朱印は拝観受付にて頂けます。
2021年は拝観出来ません。看板を見ると、令和4年、3月末迄は工事中。血天井は東山の養源院、2つの窓から見る景色は、良く似た雲龍院、光明院、正寿院で我慢しましょう。
2月、小雪舞い降りる中の参拝。境内にある京都市の案内によると次のとおり。鷹峯山(ようほうさん)と号する曹洞宗の寺。貞和二年(1346)に大徳寺の徹翁義亨(てっとうぎこう)国師により創建され、当初は臨済宗に属していたが、元禄七年(1694)に加賀國の大乗寺の卍山道白(まんざんどうはく)禅師により再興され、曹洞宗に改められた。本堂には本尊の釈迦牟尼仏及び霊芝観世音像を祀っている。本堂から庭園を望む壁面には「悟りの窓」という丸い窓と「迷いの窓」という角窓が並び、前者は「禅と円通」の心、すなわち、何事にもとらわれない、おおらかな境地や大宇宙を、後者は「人間の生涯」、生老病死の四苦八苦を象徴しているといわれ、いずれも仏教の真理を表している。また、廊下の天井は、もと伏見城の床板で、慶長五年(1600)の落城の際、徳川家康の忠臣・鳥居元忠らが自刃した時の血痕が残っているものを、供養のためここに移したもので、血天井として知られている。
梅澤晴人さんの漫画「BOY」でこちらの悟りの窓が紹介されており、それ以来行ってみたいスポットでした。実際に訪れたのはまだ一度だけなのですが、季節ごとに美しい景色が窓から見えるはずです。再開したら必ず行きたい場所の1つです。京都の中でもかなり奥地なのでバスで行くのは下調べしてから行ったほうが良いと思います。
窓が印象的なお寺です。
名前 |
源光庵 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-492-1858 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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22年11月23日に訪れました。本堂裏の枯山水庭園は、紅葉が真っ赤になっていて美しい時期に訪れることが出来ました。本堂には丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」が並んであり、2つの窓の間から、本堂裏の紅葉が見えました。丸い「悟りの窓」にはたくさんの人が写真を撮ろうと並んでいました。四角い「迷いの窓」にはひとが並んでいませんでした。丸い窓の方が「写真映え」するからでしょうか?本堂の「血天井」は足形がはっきり見えて迫力がありました。