目黒駅近くで圧倒される勢至菩薩像。
目黒川架橋勢至菩薩石像の特徴
小堂の中にある合掌する勢至菩薩像が圧倒的存在感です。
江戸時代中期の目黒川架橋銘文が刻まれた台座に注目。
目黒駅から徒歩数分でアクセスも便利な史跡です。
小堂の中にある石造物は3段の台石を含め総高190cmで、一番上は蓮華座の上で合掌し、右膝を立てて座る勢至菩薩像です。小堂の前を通る行人坂を下りた先には目黒川がありますが、江戸時代中期の目黒川架橋について台座石の前面と両側面に銘文が刻まれています。銘文は宝永元(1704)年のもので、西運という僧が目黒不動尊と浅草観音に毎日参詣し、往復の途中で人々から受けた寄進により、川の両岸に石壁を築き雁歯橋を架けたということが書かれています。
目黒駅から徒歩数分で、行人坂の道中にあります。演目で有名な八百屋お七が恋した西運に逢いたくて自宅に火を付けて、火炙りの刑に処された為、西運が目黒不動と浅草観音に毎日参詣し、人々の報謝を受け、目黒川の両岸に石壁を造り、石製の太鼓橋を架けたと云われている。
台座の前面と両側面には、江戸時代中期の目黒川架橋に関する銘文が刻まれています。銘文からは、宝永(ほうえい)元年(1704年)に僧の西運(さいうん)が目黒不動と浅草観音に毎日参詣し、その途中で人々の報謝を受け、これをもとに目黒川の両岸に石壁を造り、石製の太鼓橋(たいこばし)を架けたことがわかります。目黒区区指定有形文化財(歴史資料)に指定されています。行人坂、大圓寺の近くにありますのでわかりやすいとおもいます。
| 名前 |
目黒川架橋勢至菩薩石像 |
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| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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圧倒される。都会の中にこんな所が。千と千尋の世界のように吸い込まれていく感じの異空間。