小野真弓長弓の悲劇、歴史の丘へ。
真弓塚の特徴
住宅街の中に突然現れる不思議な丘です。
小野真弓長弓のお墓がある歴史的スポットです。
伝承や歴史を感じながら山道を楽しめます。
端正な住宅街に有ります。真弓北33号線からは階段が見えます。登りきるとすぐ地道になります。そこから10mほどにお札が立っています。そこを少し登ると碑があります。さて・・神宝が埋められているのでしょうか?
住宅街の中の歩道もある車道に突然上に上がる階段があり、山道に出るのですが、真弓塚の案内があるわけでなく、少しさ迷いました。結局階段を上がってから直ぐのところに長弓寺のお札のような物が木に付いているところから少し上に登った所に真弓塚が有りました。塚以外に何もないですが、少し高台なので景色は良かったです。
きれいな住宅地の横にぽこんとある丘。なんじゃこりゃ階段もあるし、と上っていく。フェンスがあって小道があって・・・その先に碑があるのかと思ったら・・・無い。引き返し、何やら道らしきものを発見していくとあるのが真弓塚の碑。おそらく円墳じゃないかと思うのですが、伝承が色々あってよくわからず。ただ、ここから眺める景色はなかなか良い。かつての為政者がここから邑を眺めたのではないかと妄想できそうな、そんなところです。
この塚にはいろいろな伝承があるみたいですね。神武東征に先立ってこの地方に入って統治者におさまっていた饒速日命の弓矢を埋めた、という伝承。あるいはこの周辺を荒しまわる怪鳥を聖武天皇が弓で射たところ、金色の鷲と化して仏法守護の神であることを告げたので行基に命じて長弓寺を建立、その時の弓を埋めたのが真弓塚、という説。
小野真弓長弓(おののまゆみたけゆみ)の墓といわれる塚。真弓長弓は富雄の豪族で、聖武天皇の鳥狩に従っていたところ、運悪く息子の射た矢で落命し、その墓が当地に造られたとの伝承が残っている。また、弓を埋めたとする説もある。真弓塚は聖武天皇が真弓長弓の冥福を祈り建立した長弓寺の飛び地境内となっている。
名前 |
真弓塚 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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長弓寺の由来として伝えられているのは、聖武天皇の狩りに随行していた小野真弓長弓(おののまゆみたけゆみ)が、息子の長麻呂による誤射によって亡くなった悲劇です。この出来事を悼んだ聖武天皇は、長弓の弓の柄を用いて本尊の十一面観音を彫らせました。そして、弓の残りの部分を埋めたとされる場所が、現在の真由塚(まゆづか)と伝えられています。