田舎の雰囲気良い延喜式内社。
入野神社の特徴
田舎の雰囲気が漂う落ち着いた神社です。
春日四神を祀る延喜式内社で歴史を感じます。
境内には遊具や自治会の事務所も完備しています。
延喜式内社とのことでお参りしてきました。もともとは大原野神社の位置にあったとのこと。大原野神社は藤原氏関連の神社なので春日神を祀っています。現在は村の鎮守といった感じです。地区の公民館がたてられていましたが、そこが、神宮寺の蔵王寺跡だそうです。
春日四神を祀る延喜式内社。元は天兒屋根命のみを祀りっていたらしいが、さらにさかのぼれば、地主神の社だったのかもしれない。また旧社地は今の大原野神社という。「入野社」と扁額の掛かった覆屋の中に、わずかに朱の残った小さな本殿がある。西向きなのは、大原野神社との関連か。鳥居の脇で、参道らしきものが北に直角に曲がっていてちょっと不思議。「さを鹿の入野のすすき初尾花 いずれの時か妹が手まかむ」という万葉集・作者不詳の歌が関連して紹介されることが多いが、果たして、ここに直接関連しているのかは不明。入野とは、村々の共有地を指す一般名詞で、対するは「占野・禁野・しめの・皇族貴族による占有地」では?一応、誤訳しておく。「いつになったらあの娘とハグハグしながら寝られるのだろうか」え?上の句?「さを鹿の」が「入野」の枕詞で「すすき」と「初尾花」は「いずれ」を導く技巧なんで訳しても…。すみません。
境内には遊具や自治会の事務所があります。鳥居は本殿の正面にありますが、そこから先に参道はなく、不思議なつくりになっています。
式内社の論社である。
名前 |
入野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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田舎の雰囲気良い神社という感じ。