新宿で感じる 江戸の水道の技。
玉川上水水番所跡の特徴
玉川上水が多摩川から引かれた歴史を知れる場所です。
かつての水番所や水道局が面白いスポットとして存在します。
四谷大木戸からの水道管の技術が展開された地域の魅力です。
新宿御苑でお散歩しようと検索していて見つけたので行ってみました。
かつての水番所に今は水道局があるのが面白い。
自転車置き場の奥にある。
玉川上水は、多摩川の刃村堀で取水し、四谷大木戸までは開渠で、四谷大木戸から江戸市中へは石樋・木樋といった水道管を地下に埋設して通水した。水番所には、水番人一名が置かれ、水門を調節して水量を管理したほか、ごみの除去を行い水質を保持した。当時、水番所構内には次のような高札が立っていた。定一、此上水道において魚を取水をあびちり芥捨べからず何にても物あらひ申間敷並両側三間通に在来候並木下草其外草刈取申間敷候事石之通相背輩あらば可為曲事者也元文四巳未年十二月奉行。
玉川上水は多摩川の羽村堰で取水していました。四谷大木戸までは開渠で四谷大木戸から江戸市中へは石樋や木樋で水道管を地下に埋設して通水していたそうです。水番所には水番人1名が置かれ、水門を調節して水量を管理したほか、ごみの除去を行い水質を保持していました。
昔の水を引く技術は新宿に有り!
| 名前 |
玉川上水水番所跡 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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この地より、はるか42km先の羽村から多摩川の水が玉川上水として引かれていた。今は暗渠化されて下水路になってしまっているけど。新宿通りの一本御苑側の裏道がかつての上水が通っていたところで、この地下に暗渠がある。江戸時代は、この水番所で、塵芥をとったり、雨で水が多すぎるときは余水を南側に逃して、流量を調整していたという。番所から先の玉川上水は、地下に埋めた樋で四谷駅の方に流れていて、江戸市中に水が送られていた。水は外堀にも落とされていたので、江戸時代の外堀の水はもっときれいだったらしいです。玉川上水は、暗渠化されてはいるものの、いまだに羽村から四谷まで、自然流下で水が流れるとのことで、東京都では2030年を目処に玉川上水に再度通水し、外堀に水を入れる計画がある。ここもその頃には注目スポットになるかも。