河井寛次郎の力強い陶芸。
河井寛次郎記念館の特徴
河井寛次郎のアトリエを元にした記念館で、陶芸の深みを体感できます。
清水寺から徒歩10分の静かな住宅街に位置し、佇まいが魅力的です。
完全に公開された家と窯から、河井寛次郎のセンスを感じ取れます。
河井寛次郎の窯と住んでいた家が公開されています。外国人の方もいますが、押し寄せては来ません。落ち着いて河井寛次郎の美意識に触れられます。看板猫の駅ちゃん(♀)がかわいい。
焼き物と古民家が好きなので一度は行ってみたかった場所。外国人観光客も少なく京都らしい落ち着いた雰囲気のなかゆっくりと作品を見る事が出来て良かった。猫ちゃんにはおもいっきり嫌われ触ろうとしたら全力疾走して逃げられたのは笑った。
木の命に支えられた家の力強さを感じ、陶芸品の持つ生き物のような深みに引き込まれ、そして掛け軸などの書では文字や言葉がそれ以上のことを訴えてくる。単なる個別の美術作品では無い、それが民藝なのでしょうか、先生は美術陶芸家では無い、先生の命が染み込み、未だ生き生きとしている場。何度でも来たくなる不思議な場。草に非ず人に非ず木に非ず。
初めて伺いました。入口からは想像できない奥行きがあり、趣のある建物や登り窯、お庭などが広がっており、空間や空気が入口の引き戸を開けた途端に、突然変わる感じがしました。ゆったりした中で、1階、2階、登り窯、離れ、仕事場、庭など、一時間半ほどで見ることができます。至る所にある作品や、作品ができた場所を感じながら楽しめる場所です。可愛い猫が書斎で昼寝していたり、ゆったりした空間があちらこちらにあり、のんびりできるはず。車で行きましたが、無料駐車場はありませんが、近くに有料駐車場がいくつかあります。
この町並みをみて、ぴん!と来た方は相当な寅さんファンです1982年「男はつらいよ29寅次郎あじさいの恋」で登場した光景です劇中の人間国宝の陶芸家の老人のモデルで、ロケもこの記念館で撮影されたそうです。
清水寺から徒歩10分足らずのところにあるこの館。寛次郎が住み、作品づくりに勤しんだお宅でもある。寛次郎の凄いところは、陶芸のみならず家具、彫刻等々、制作の範囲が広いこと。そして、生涯、作品づくりへの情熱・挑戦心は途絶えることなく、その作風も変遷し、日本のピカソみたいな人だと改めて思いました。登り窯含めて、この古いお屋敷の維持管理は、さぞ大変だと思う。おそらく子孫さんであろう御婦人に労いの言葉とお礼を述べ、館を後にしました。
星5つでは足りないくらい素晴らしい。河井寛次郎が実際に使った窯や、生活空間に添えられた作品たち。器だけを見てては気付かない作品の素晴らしさに気づける。
築年は1937年。一見すると木造2階建の一軒家であるが、居宅兼工房として建設された為、内部は広く、工房には登り窯があるのが特徴。建築面積は148平米らしいが広く感じる。見学時間は40分ほどでしたが、もうちょっと時間取りたかったですね。トイレは登り窯の横にあります。
河井寛次郎が何者なのかもよく知らず、「好きそうだから」と友人に勧められるままに訪れましたが、もうずばり好みです。叶うことなら住みたいくらい。この家は河井寛次郎が設計し、昭和12年に建てられたものだそうです。どこを見ても河井寛次郎の美意識というのか、それが非常に調和していると思いました。受付に申し出れば、館内の写真を撮ることが出来ます。外国人のお客さんも多かったです。皆さん「WOW!」を連発していました。分かります。その気持ち。素晴らしいですもの。ずっとここにいたいと思いました。2階に上がる階段箪笥なども面白かったです。(少し下りる時怖かったですけど)登り窯も見学出来ました。ここの主人のような感じの猫、エキちゃんも可愛らしかったです。おとなしくて、好きなだけ撫でさせてくれました。また絶対にうかがいたいです。
名前 |
河井寛次郎記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-561-3585 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.7 |
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民藝運動家の河井寛次郎氏のアトリエ\u0026自宅をそのまま記念館にした場所です。展示品も定期的に入れ替わりじっくり鑑賞できます。看板猫が家中を歩き廻り、日向ぼっこしながら寝たりと静寂なゆったりとした丁寧な時間が流れています。