国宝の金堂、壮大な歴史を体感。
醍醐寺 金堂の特徴
金堂は豊臣秀吉の命により紀州から移築された国宝です。
建築様式は入母屋造本瓦葺きで、美しさと歴史を兼ね備えています。
薬師如来坐像や四天王立像が安置され、神聖な雰囲気を醸し出しています。
2022年10月2日に参拝しました。926年に創建されましたが過去に2度焼失しており、現在のお堂は豊臣秀吉の命によって和歌山県の満願寺からの移築が始まり 1600年に落慶しました。平安時代の様式(満願寺)をベースに、移築時の改修で鎌倉時代や桃山時代の建築様式が取り入れられている貴重な建築物です。正面が7間、奥行きが5間と大きく、醍醐寺の中心にふさわしい風格のある金堂で、本尊「薬師如来坐像」(国宝)が安置されています。
醍醐寺の本堂にあたります豊臣秀吉公の命によって紀州の湯浅から移築された建物で主要部は平安時代末期の様式を完全に残しています。御本尊の薬師如来坐像と両脇侍(日光菩薩・月光菩薩)は鎌倉時代の作でいずれも国の重要文化財に指定されています、御本尊薬師三尊像の左右には四方を守護する四天王立像(平安時代の作)が安置されています。安土桃山時代に醍醐寺の復興に力を注いだのが醍醐寺三宝院院門跡の義演准后(ぎえんじゅごう)で豊臣秀吉公が大きな信頼を寄せ支援をしました。豊臣秀吉公は「醍醐の花見」を催すにあたり慶長三年(1598年)二月二十三日金堂を始めとする伽藍の移築修復を高野山の僧侶木食応其(もくじきおうご)に受け持たせました。工事の途中で豊臣秀吉は亡くなり工事は中断しますが、子供の豊臣秀頼に引き継がれて慶長五年(1600年)に工事が完了しました。
2024年8月5日「万灯会」に訪れました。金堂前にはたくさんの置き灯籠や提灯が闇を照らし、数人の僧が唱える光明真言が荘厳な趣を醸し出していました。
ご本尊の薬師如来さま、脇侍の日光・月光菩薩さまをお祀りする、国宝のお堂です。日本人の誇りを一つ!我が国では国宝の仏さまやお堂を、管理人さんも置かず、お参りの方々の道徳心に任せて、見させて頂ける。そんな国は、我が国以外の何処にも無いでしょう。心からありがっ様です。
醍醐寺の本堂である金堂は、豊臣秀吉の命により紀州から移築されたものです。本尊の薬師如来坐像は、病気を癒し苦しみを除く仏様です😊2023.10月。
久しぶりに。時々散歩に来る所。
醍醐寺にひさしぶりに訪問しました。京都を代表する立派な寺院です。市内からはずいぶん離れた静かな伏見の山の麓にあります。緑豊かな環境に秀吉も愛したお寺が、広大な敷地にうまく配置されており、散策にうってつけです。もちろん桜の時期や紅葉の時期は拝観に最高です。きっと京都の寺院の印象をものすごく良くしてくれると思います。金堂は秀吉により移築されたと言われており、国宝に指定されている立派なお堂です。中には優しいお顔の薬師如来が鎮座しておられます。ぜひ一度訪問されることを強くお薦めします。
醍醐寺の金堂。ここも唐門と同じく国宝ですが寺院の方も居ずすばらしくオープンな感じ。開け放たれ自由に見学出来ます。いたずらとか不安になるぐらいでしたが歴史と遺産を堪能出来ます。
醍醐寺 金堂 ほぼ正面の五重搭 とのバランスも素敵です。
名前 |
醍醐寺 金堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-571-0002 |
住所 |
〒601-1324 京都府京都市伏見区醍醐赤間南裏町9−13 |
HP | |
評価 |
4.3 |
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たまに散歩で。京都でも観光客が少ないのが良い。久しぶりに。時々散歩に来る所。