山城の宝石箱、鹿背山城探検!
鹿背山城址の特徴
南都仏教勢力の拠点で、歴史を感じる城跡です。
松永久秀が関与したと思われる貴重な遺跡です。
道中には縄張り図があり、探索がサポートされています。
おおっ、これはイイッ!見応えありです。こんなところに、見事な山城。穴場です。近くの西念寺さんを目指し、そこからが入口です。丁度、お寺の方が掃き掃除。城跡登らせてもらいます。と、ご挨拶。登山道入口の地図持ってってよ〜とお声がけいただき、お言葉に甘えます。ホント、この地図役に立ちました。大手からの道、先ずは、数本の竪堀がクッキリと見え、期待高鳴る。複数の尾根筋に、複数の曲輪の組み合わせ、虎口での切り替えし、主郭目指して、攻め上る。中々の広さ。水の手、二郭、三郭と巡り、これぞ山城の醍醐味をたっぷり味わえます。
西念寺の前のポストに案内図が置いてある。無数の曲輪、竪堀、切岸など山城の魅力がたっぷり。寺から頂上まで約20分、ゆっくり見て回ると2時間くらい。
南都仏教勢力の南山城支配の拠点の城跡の遺跡。もともとは興福寺が拠点としてました。説明書にある古市氏というと山城国一揆を稲屋妻城で殲滅した興福寺の武将、古市澄胤ですかね。ちょうど山城国一揆の始まった1485年に入城してます。これだけの堅固な城に居られたら一揆軍は手も足もでないでしょう。色々と遺構が残っているのと、武士ではなく寺院が作った城というのが特色の珍しい城跡です。
木津駅からガイドに紹介されているコースで、駅からゆっくり歩いて30分程で行けました。お寺の脇にある登城口から大手道に入ってすぐ曲輪が連続する構成がよく残っていて興味深いです。頂上の郭からは木津川や線路が直下に見え、当時から軍事上の拠点であったことがよく分かります。
標高141m、西念寺前の説明板から比高約80m遺構たっっぷり、案内表示いっっぱい、無料縄張図🙌がお寺前にある、発掘調査成果が動画📱でも見れる👍️等々 ここは山城の宝石箱ヤー✨٩(๑\u003e∀\u003c๑)۶堀切♪土塁♪切岸♪畝状竪堀♬集合竪堀♬横堀ウネタテ♬他 見どころありすぎて時間を忘れる嬉しい山城👌
クルマを停めるところはありませんが、お寺の脇に縄張り図が用意されていて、とても親切な山城跡になります。この日は、甲賀までお城EXPOに行かねばならず、ここまで。Google Mapの山城レポは、尊敬する竹下半兵衛先生のものを見ていただき、ここはさらっと。夏ではない、虫のいない時期に、また来ます。
木津城址に車をとめて歩きました。登山口のお寺で縄張り図も設置されています。
地元の城跡ということで、登山?いや登城(笑)山城なだけに登りはなかなかハードでほぼ道は獣道みたいになっています(トレッキングシューズないし長靴 必須)細道やため池?堀跡?があるので足元 要注意⚠️ただ、山頂からの眺めはすさまじく晴れた空気の澄んだ日には木津川、木津川市内を一望でき奈良の生駒山まで見通せます。
松永久秀殿が関係あるらしい城跡。歴史好き、戦国BASARA好きの方は、わくわくすると思います!
| 名前 |
鹿背山城址 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
鹿背山城は標高136mの山頂部に展開する山城である。良い山城が少ない南山城地域では最大級の規模だと思われる。案内板なども充実しており、また登山口から城域まですぐに行けるので初心者にもおすすめの山城である。登山道も整備されておりアップダウンも少ない。標高は低いが城域は広く、主郭を含めた3つの郭を中心に多くの小郭が広がっている。完全に土の城であり石垣遺構などはないが、土塁、堀切、竪堀、井戸、櫓台、虎口、切岸などの防御遺構が残っており、城の東側、西側には畝状竪堀群も確認できる。駐車場はないため周辺に路上駐車をしなければならないのが難点である。鹿背山城は築城主は不明だが室町時代には存在しており国人の木津氏の城だったようである。その後、戦国期に松永久秀方の城となり現在の遺構は松永期に改修されたものだと思われる。