六十六部廻国聖の謎に迫る。
名前 |
黒坂の森(六部様) |
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ジャンル |
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住所 |
〒431-1407 静岡県浜松市浜名区三ヶ日町大谷431 1407 |
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評価 |
4.0 |
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明和4年(1767年)に大谷村と都筑村との境で行き倒れになった、武蔵国本木村(現在の東京都足立区)の六十六部廻国聖である円心の墓が建立されています。円心は当地では六部様と呼び慣わされているそうです。六十六部廻国聖とは、全国六十六ヶ国の霊場に大乗妙典(法華経)を奉納する為の巡礼を行う修行僧の事で、略して六部とも呼びます。入り口には古い水準点が設置されており、塚の上には円心の墓の他に小祠や石仏も安置されています。最も右側の石仏は裏を向いていた為、回り込んでみると、仏像部分が削り取られていました。詳細は不明です。当所から1km程北の高栖寺には、円心が背負っていた厨子と金箔の施された子授け観音像が伝わっているそうです。