百首城の砲台跡、歴史の息吹感じる。
造海城跡の特徴
百首城(ひゃくしゅうじょう)と呼ばれる歴史ある城跡です。
砲台跡にたどり着ける貴重な登城体験が見どころです。
大手口からの登城できず、立入禁止区域もある神秘的なスポットです。
城跡南側の大師堂裏手にある、尾根の切れ目から城跡へ向かいます。大師堂のトンネルが通る細尾根を進みます。虎口の脇は山腹を削って空堀(武者走り?)と土塁とを造成していました。西側に向かい馬の瀬を越えると、岩肌剥き出しの土塁や曲輪が続いていきます。砲台跡なのか、切岸に段々となった箇所が有りました。西側へどんどん降りた先は先鋭化した馬の瀬が海のほうへ張りだし、急斜面となっていました。城跡の北側のほうには断崖の細尾根が走ります。本丸は岩山の中央にある感じでそれ程広くはありません。東側へ降りていくと曲輪がポツポツある感じです。一部の曲輪から市街地側が眺望できました。
砲台跡を見るべく再登城しましたが2024.3月時点で唯一登城出来た大手口からの登城が立入禁止になりロープが張られています。過去に数回登城してますが、道迷いの心配はありませんが台場跡に向かう石切場が断崖絶壁であったり崖崩れが置き法面が崩れたりと危険な城跡です。石段や里見流築城術の特徴である岩盤削り出しの空堀、また後年の砲台陣地跡として整備された遺構が残り年代別で様々な遺構を見ることが出来ます。また日を改めて再登城しに参ります。
名前 |
造海城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.1 |
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百首城(ひゃくしゅうじょう)とも呼ばれている。