駿河湾を見下ろす石仏群の静けさ。
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| 名前 |
廻国供養塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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伊豆市八木沢大久保地区、駿河湾を見下ろす高台の別れ道にひっそりと佇む石仏群と供養塔。一番左は馬頭観音。比較的新しく「大正十年八月吉日」の刻印。隣は「安永〇〇正月吉日」の刻印がある石仏。更に隣には「天下泰平 天明大乗妙典六十六部日本廻国 日月清明」とあり、この世の中は、争いや災害のない天下泰平の世の中であってほしい。風や雨は季節にあったもので、暴風雨や台風、そして旱魃などない事を祈ったものであろう。これらの石塔は僧侶、修験(しゅげん)、行者などにより大乗妙典(妙法華経)を書き写し、仏像と一緒に厨子に納めて背負い、国家安全、滅罪作善(めつざいさぜん)、追善回向(ついぜんえこう)などを願って全国(六十六国)を回り一国一箇所(国分寺などの由緒ある霊場)に奉納することを無事に終わらせて、1780年、およそ250年前に記念として建てられたものである。なお、国道136号から繋がる農道沿いにあるものの軽自動車でぎりぎりの幅のため車での来訪はおすすめしない。