坂の上の雲の歴史を感じる場所。
戦利兵器奉納の記の特徴
日露戦役に関する貴重な鹵獲品が展示されている場所です。
司馬遼太郎の歴史小説が紐づく、深い意味を持つ石彫があります。
先人の思いを感じられる、特別な記念碑が見られます。
歴史小説「坂の上の雲」司馬遼太郎さんの有名な歴史小説ですが、当時日本の近代国家へ発展途上だった頃、植民地化されない為に国民一丸となり国難に立ち向かった、先人の思いが、この碑に伝えられてます。この碑を目にするまで、この様な事実も知りませんでしたし、はじめての事でした。よくよく調べてみると、日露戦のあと、明治39年に陸軍だけで「戦利兵器奉納ノ記」という文書と共にに23170箇所の神社などに砲弾が配付されているそうで、当時は相当数の碑があったと思うのですが、その後の大東亜戦での金属類回収令、敗戦でやってきた占領軍の命令や、彼らの目から隠すため処分されたのと、占領軍が「連合国に対する日本の脅威を除去する」のための容赦ない日本破壊政策を展開の中神道指令で、忠魂碑の類いは建立を禁じられ、既存の多くが撤去されてしまっているはずですが、ここ、さいたま市西区二ッ宮八幡神社さんの境内に、残されており大変、貴重な資料かと思う次第です。これからも大切にされてほしい石碑です。
| 名前 |
戦利兵器奉納の記 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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日露戦役の鹵獲品がおさめられていたとのこと。揮毫が陸軍大臣寺内正毅というのも近代史を学ばれた方なら趣深いものがあるでしょう。