阿木川の水が生んだ歴史の宝。
山本用水の特徴
明和9年に建設された、全長5400mの歴史的な用水です。
阿木川の水を取り入れた灌漑技術が村を支えています。
治水の成功が地域振興に寄与した貴重な史跡です。
かつてこの辺りは水不足により、村人は困っていましたが、明和9年(1772)に長さ5400m程の用水を東野字山本(阿木川ダム下)から阿木川の水を取水(取水口付近の標高320m)し、田畑等の灌漑用水として引き込むことで、村は発展したとのことです。
| 名前 |
山本用水 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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治水が生活を発展2025年10月中旬、大井宿探訪の際に行きました。駒札には————————————————————山本用水恵那市の東野西部及び大井田学頭、上宿、大井長島では、大変水不足で困っていたので、江戸時代(明和九年、安永元年(一七七二))に五、四〇〇メートルほどの長さの用水を東野の山本(阿木川ダム下)から、阿木川の水を田畑の大切な灌漑用水として引いてきたのである。———————————————————-とあり治水の重要性をあらためて認識しました。