古式ゆかしい元伊勢の静けさ。
阿紀神社の特徴
手水舎ではなく川で身を清める、古式ゆかしい神社です。
境内の能舞台は江戸時代初期に設けられ、歴史を感じます。
阿騎野で詠まれた歌碑があり、万葉集を身近に感じられます。
倭姫が三輪から旅に出られて最初に天照大神を祀られた神社とのことです。伊勢神宮内宮と同じ作りの社殿(唯一神明造)で伊勢神宮はここから始まっていたんだなーと歴史を感じられます。神社隣に駐車場とトイレ有り。御朱印は社務所裏のお家でいただけます(書き置き、日付セルフ)
元伊勢の阿紀神社にお呼び頂けました。神明式鳥居を抜けると空気感は締まりを感じますが、傍らを流れる川の音、広く明るい境内に広くて大きな舞台に何処か懐かしさや優しさに包まれるような感覚で心地良さが得られました。本殿と拝殿は南向きで、鳥居からだと真横となるので神明造の優雅で荘厳な本殿が見えるのが珍しく10本もある鰹木や横削ぎの千木が立派です。ただ流石に本殿前に立つと凛とした空気が流れ気が引き締まり挨拶させて頂きました。主祭神は天照大神ですが、相殿には天孫降臨の神々、合祀祭神は多くの国造りや産土神が祀られています。滋味な目立ちにくい場所ですが、それ故に神聖な場所だと思います。本当に心地良さがありお伺いするのが良いと思います。駐車場はありますが広くは無いです。道も狭いですので注意して向かって下さい。
元伊勢らしく古式ゆかしい神社で、こちらでは手水舎ではなく川で身を清める古い形式がそのまま残されています。
神代から続く神社と聞いてもピンと来ないが、この辺り阿騎野は奈良のみやこの人の狩り場で軽皇子も山部赤人と訪れた地とのこと。その昔教科書に載ってた「東の野に炎の立つ見えて返り見すれば月傾きぬ」の歌は阿騎野で詠まれたと聞くとなぜだか急に親近感ぐわく。なるほど近くにはかぎろひ公園だの人麻呂公園だのが点在する。江戸時代初期には織田家の松山藩が置かれ境内にある能舞台はその頃設けられたものらしい。このくらいの時代の話ならなんとなく実感がわくけど…個人的には石灯籠の燈明部分が木造だったのが興味深かった。無人でご朱印は頂けなかったが、ご由緒書きが、置かれていたので一枚頂きました。
元伊勢 阿紀神社は小さな森に囲まれ、ひっそりと鎮座されています。奈良のいにしえの歴史に想いを馳せる素敵な場所です。
とても静かで落ち着く空気感でした。社務所には誰もいらっしゃいませんでした。すぐ隣に3台程の駐車場がありますがそこまでの道が狭い。
雨の日でしたが、清涼な感じでした。社殿の造りが珍しいです。映画『すくってごらん』推しでした。😃😃😃
こんな神聖な雰囲気を久しぶりに感じた。元伊勢神宮として大切にされてきたのだろう。神明造の社殿はとても立派。でもだれもいなかった。観光地とは無縁。境内の花梨の木から落ちた実は自由にお持ち帰りください、とあった。倭姫命の祭祀跡までの地図も印刷して置いてあった。トイレもとてもきれい。日本全体にこの神社のことを知らせたい気分になった。倭姫命に感謝。
ひっそりとした人気のない神社さんで有りながら、境内には立派な能舞台が有ります。
| 名前 |
阿紀神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0744-23-7695 |
| HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjashi-kensaku/jsearch3jinjashi.php?jinjya=5796 |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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自分が「元伊勢」に心惹かれるキッカケになった心落ち着く素敵な神社です。普段は静かなお社ですが、毎年5〜6月に行われる「あきの螢能」では雰囲気が変わり、人で賑わい、夜は能の途中で螢が境内に放たれ、幻想的な瞬間に立ち会えます。(事前予約必要です。)