悪を防ぐ女綱が魅力!
女綱(めづな)の特徴
奥明日香栢森地区で伝承される女綱の神事があります。
女性器を象った陰物が下がる独特な神事が行われています。
夏には源氏ホタルが飛翔する美しい自然環境が魅力です。
栢森地区の結界を示す女綱。下の稲渕に男綱で結界を示している。男女のシンボルをそれぞれ形どっており、稲渕は神式で、栢森は仏式で結界を結ぶらしい。合わせてみる事をお勧めします。
集落外からの災いを防ぐため古来より岐の神や道祖神、六地蔵などが村のはずれに置かれることは珍しくありませんが、ここ奥明日香栢森地区では女性器を象った陰物を下げた女綱を道と川の上に渡すことで悪しきものを防ぐ神事があります。近代以前はこうした地域特有の神事や風習は珍しくなかったようですが、今となっては奥明日香などで僅かばかりに残るのみです。
男綱と女綱で一組になっているのが興味深い。
普通の道を走っていると急に現れますパワースポット!って感じですが付近では家族連れが川あそびしてたりするのであまり厳格な雰囲気はありません。
夏に源氏ホタルが近くの川に飛んでます。
稲渕の男綱より、小ぶりです。神事を見てみたいものです。
結界としてのしめ縄。吉野に抜ける古道で外敵の侵入、厄災の侵入も多かったのだろう。ここから高取城跡に登ることができる。
栢森の綱掛け神事の女綱が飛鳥川上流に掛かっている。子孫繁栄、五穀豊穣と共に悪疫の侵入に古来恐れを強く抱いていた事だろう。この先柏森から吉野に通じる道があるが芋峠という名前だが、これも疣(イボ)を恐れてついたのが由来かも・・・
見て凄い!ということは無いが、古からの信仰、慣習が残っているところが凄い。
名前 |
女綱(めづな) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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