周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
定勝寺境内の東脇を南から北に流れ下る渓流が矢洞沢です。短い流路を急傾斜で流れ下る沢で、往古には土石流(蛇抜け)を頻発したので、今は頑丈に護岸し、水量に比べて深い谷の底を流すようにしています。幕末までは、定勝寺の境内の尾根山腹が障壁となって、矢洞沢を北向きに流れるようにしていた、そういう地形です。この尾根山腹は近代に切り削られて、切通しとなり、今はその下を県道256号が通っています。この沢と旧中山道が交差する地点に、江戸時代には桝形が設けられていました。旧中山道は、桝形の北側斜面の下から急坂をのぼって、須原宿に入りました。