静けさに融合する ウル神古墳。
條ウル神古墳の特徴
周りの風景に溶け込んだ、風情ある古墳です。
巨勢の道の畑の中に佇む、ひっそりとした史跡です。
説明板がないため、見逃し注意の古墳となっています。
2019.12.23訪問私有地に付き立ち入ることは出来ません。御所市教委によると昨年5~7月に同古墳の前方部に長さ約5メートル、幅約1.5メートルの調査区を設定し、発掘調査したところ、深さ1.7メートル以上の「落ち込み」を確認。中から円筒埴輪(はにわ)や古墳時代の須恵器に混じって、凝灰岩製の石棺の破片や、花崗(かこう)岩製の石室石材の破片が多数見つかり、後円部では平成13年の調査で、石舞台古墳に匹敵する巨大な横穴式石室と8つの突起(とっき)を持つ特異な家形石棺が見つかり、注目を集めた。被葬者は大和政権を支えた豪族・巨勢氏を率いた首長クラスの人物とみられている。
説明板がないと見逃してしまいそうな古墳です。実は、立派な横穴式石室があるのですが、埋め戻されていて見れません。
「畝傍の道」巻一の五の十五 御所市大字條312條ウル神古墳(じょううるがみこふん)先の天満神社からの道はいったん北に戻り、コンビニを回るように再びコンビニの西の町道を抜けていきます。気を許して手元ばかり見ていると、少し回り込んで表示案内板を過ぎてしまうかもしれません。古墳はそうは見えませんがたいそう大きく墳丘長70メートルで、築造は6世紀後半とされます。先の口コミの画像で、2011年10月撮影のものがアップされていましたが、画像は見やすいもので、文字も鮮明ですべて完璧と呼べるでしょう。ただ、8年しか経過していないのにこんなにも朽ちてしまっていることに驚きます。それに対し古墳はむしろ美しく存在感を増しているんじゃないかと思えるまで“生長”しているのに.....。もう目と鼻の先に次の「條庚申塚古墳(群)」があります。時々後ろを振り返って、ウルの姿を確認しつつ進みましょう。
周りの風景に溶け込んでいて、好ましい。
巨勢の道の 畑のなかに あります。とっても大きな石棺が 出土したらしい?
再度発掘調査して欲しいもんだ。
全長100m以上、墳丘の形は不明、築造時期は石室の形式などから6世紀後半と推定。見瀬丸山古墳(欽明天皇)や石舞台古墳(蘇我馬子)に匹敵する国内最大級の横穴式石室が発見されている。被葬者は葛城氏や蘇我氏との見方もあるが、巨勢氏との説が有力。巨勢氏に関しては、継体天皇擁立(6世紀初頭)に尽力し、以降ヤマト政権内での勢力を拡大させていった。ひょっとして道路が古墳を分断しているのかな?
| 名前 |
條ウル神古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0745-60-1608 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.2 |
| 住所 |
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