シャープ前で古墳群を探訪。
東大寺山古墳群と横穴式石室の特徴
神の使いしか君が見られる歴史的スポットです。
シャープ(株)天理総合開発センターの近くに立地しています。
大仏殿観光のついでに訪れるのに最適です。
東大寺山古墳群と移築の横穴式石室、奈良県天理市櫟本町。3つの横穴式石室、2つの小石室を移築。大きめの石をうまく組み合わせて作ってある。シャープ拠点ゲート前になる。なお、周辺は和邇氏の本貫地となり、東大寺山古墳群と呼称される。県下最大規模の高地性集落を検知している。
東大寺山古墳からの帰り道、シャープさんの道を通っていたら正面ゲートの前に、古墳の横穴式石室が露出していたので見学させてもらう。説明板を読むとシャープさんの敷地に東大寺山古墳の25号26号があったのでここに移設したとある。石棺や副葬品などはない。
2020.02.02訪問シャープ(株)天理総合開発センターの門前に有ります。丘陵の開発により移設された物です。
神の使い「しか君」も「ろーまほうおう」も無理やりとか、強引とか、いきなりは、キライですよね。
シャープ総合開発センターの正門ゲート前の右手の方に横穴式石室の石の並びがある。ここが開発された時に発掘調査された東大寺山古墳群のうち状態の良いものを移築されたと説明に記載されている。
大仏殿のついでにいいかも?
シャープ総合開発センターのゲート前に移設された古墳群。
| 名前 |
東大寺山古墳群と横穴式石室 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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3基の横穴式石室(西から東大寺山10、6、5号墳)と2基の小石室(号数不明)が移築保存されています。まず東大寺山10号墳(写真1〜3枚目)から。玄室の石は下底部以外石材はありませんが、羨道部の石材は多く保存されています。ただ、石室全体を見るに羨道は狭かったと推測できます。続いて東大寺山6号墳(写真4〜6枚目)。こちらは羨道、玄室互いに多くの石材が残されています。そこまで羨道も狭苦しくありません。次は東大寺山5号数(写真7〜9枚目)。石材は少ないですが、羨道が長いことが見て取れます。この古墳は、他の移築石室と違い、袖部が狭い代わりに羨道が広く造られています。最後に小石室2基について。1つ(写真10、11枚目)は6、5号墳の間にあります。上に石が乗っていますが、落ちかけています。直に完全に落ちるでしょう。もう1つ(写真12枚目)は6、10号墳の間にあります。写真中央部の僅かな石組みがそれで、いくら小石室とはいえ気付けなくても仕方ない有様です。因みに移築石室たちの背後の山に東大寺山25、26号墳があるそうですが、侵入できなさそうです。