一刀彫の大黒様、朝市の守り神。
大黒天の特徴
秋の高山例祭には、一位一刀彫の大黒様が魅力的に飾られています。
宮川朝市の入口に位置する、大黒さまが訪れる人々を見守っています。
木彫りの大黒天は、町の伝統工芸として高山の象徴となっています。
秋の高山例祭2日目、宮川朝市の通り沿い〜鍛冶橋の間に大黒天様が川沿いにおられました.Poto撮り📷️致しました。
高山の伝統工芸一位一刀彫の大黒天。お顔を見ていると、こちらの口元も綻んでしまうような見事な笑顔です。
一位一刀彫の大黒様。見逃し勝ちな彫刻ですが、一見の価値あり。以下は高山市のホームページより。一位一刀彫の起源は、天平の昔から奈良や京の都などで社寺の造営に力をふるった「飛騨の匠」たちです。現在でも、有名な高山祭の屋台の彫刻にその技を見ることができます。その後、江戸末期に活躍した、高山出身の根付彫刻師、平田亮朝、松田亮長らによって盛んになりました。木目が美しく、次第に茶褐色になり艶が出てくる「一位の木」を材料に、加飾、着色をせず、彫刻刀の技のみで鋭く彫り上げ作品を表現していきます。また、良質な素材を選び木目の流れ、赤太(あかた)、白太(しらた)といった木の色合いを巧みに利用する、それが一位一刀彫の技なのです。地元岐阜県の木にもなっている、「一位の木」の語源は、かつて、天皇即位の折りに「笏(しゃく)」として献上したところ、他の材より美しく質が高かったので「正一位」という最高の位が与えられた等の説があります。この木は、赤太、白太の二つの色調を持ち、木目が美しく、時を経るにしたがって艶のある茶褐色に変化していくのが特徴です。
朝市の入り口の守り神。柔和な表情に癒されます。
木彫りの大黒さまが宮川朝市の入口に。
出張の際に訪問しました。宮川朝市の南端にシンボル的に鎮座されてます。ほとんどの方がこちらから朝市に入られますが、素通りされてると思います。お店だけでなく、景色もご覧になられてはいかがでしょうか。
| 名前 |
大黒天 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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木彫の大黒様。脇の川に鯉や鷺がいる。