鑑真和上御廟に心打たれる。
唐招提寺の特徴
鑑真和上が創建した律宗総本山であり、歴史あるお寺です。
金堂内の仏像は国宝であり、その美しさに心を奪われます。
美しい庭と苔むした景観が、穏やかな時間を提供してくれます。
奈良県を代表する古刹です。狭い道路に面した色褪せた朱色の南大門から雰囲気抜群で、門の向こうに瓦屋根も美しい奈良ならではの金堂(国宝)が見えます。本堂の石段を登り中を覗くと、金色の色彩が残る巨大な3体の仏像に圧倒されます。なかでも左に位置する千手観音の美しさは日本の仏像の中でも屈指のものだと思います。唐招提寺は、建造物、仏像とも文化的価値が高く、落ち着いた雰囲気が素敵です。狭すぎず広すぎない境内の中で様々な建物や景色を楽しみながら散歩するのは本当に楽しいです。この日は御影堂が特別拝観となっており鑑真和上像(国宝)と東山魁夷作の素晴らしい襖絵が見られました。
2023年1月に訪れました。過去に奈良に来た時に見れなかったので、今回は見れてよかったです。このお寺は、創建759年、鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化遺産があります。1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されました。【国宝】金堂講堂鼓楼経蔵宝蔵乾漆鑑真和上坐像乾漆盧舎那仏坐像木心乾漆千手観音立像木心乾漆薬師如来立像木造梵天・帝釈天立像木造四天王立像木造薬師如来立像木造伝獅子吼菩薩立像舎利容器。
鑑真和上により天平宝字3年(759年)に創建された日本最初の律宗の寺、律宗総本山である。鑑真により僧となるルールがもたらせれ、東大寺に設置された戒壇院で得度<とくど>を得ないと、正式な僧とは認められなかった(ちなみに正式な手続きを得ていない僧は私度僧<しどそう>といった)。境内は見所が多く、創建当時の壮大な金堂・講堂や、校倉造の宝蔵・経蔵(経蔵はもともとこの地にあった新田部皇子の邸宅の米蔵を改造したもの)の他、金堂内にある盧舎那仏(後には大日如来と呼ばれるようになる)を中心とした三尊は圧巻。また境内の北東部にある鑑真和上御廟の参道は苔に覆われた清々しい場所である。
西ノ京駅下車、薬師寺前から歴史の道を歩いて10分。拝観料1000円を払い、南大門をくぐると1200年の歴史が見えて来ます。天平宝字3年(759)創建、開山は鑑真とあります。おせっかいかも知れませんがこの鑑真と言う人を少し調べてから訪れる事、そして日本の時代背景を少し勉強しておくと感動は倍となり、帰る時には心がひろ~くなってます😉正面に金堂が見えます。一般的には本堂にあたり国宝の廬舎那仏座像(3m、台座含む5'15m)が出迎えてくれます。右手には薬師如来立像、左手には千手観音菩薩、良く見ると廬舎那仏座像の後ろには1000体の仏様が…建物、仏像、ここからは全てが国宝、若しくは重文のオンパレード。仏像は全て写真はお断り(何処もそうですが)右手の道入るとに売店で良いもの(写真集500円)を見つけたので一寸だけ紹介しますね✨御影堂は特別拝観時しか屏風絵や鑑真和上像を見ることが出来ません。その代わり、開山堂には御身代り像を拝観出来、一番奥には御廟(墓)も有ります。鑑真和上の眼、弟子が指で塗ったと言われる衣の部分。東山魁夷が12年もかけて描いた日本海、そして鑑真の故郷の絵は理由を確認しながら写真集見ると感動物ですよ!大きな講堂(弥勒菩薩座像、増長天立像が安置)は移築したもの、経蔵はもらい受けた物、要は公家や武家にも頼らず、全部自前で作った物なんだな✨唐招提寺、鑑真の仏教の真髄、そして生きざまが入った素晴らしい所です。
いつ伺っても穏やかで静かなお寺です。この環境のせいなのか参拝客のマナーも良い様に感じます。QRコードからアクセスすると金堂、講堂、食堂、などそれぞれネット上で説明してくれて、知識も膨らみました。今回は奈良から電車で尼ヶ辻。そこから徒歩で垂仁天皇陵に伺い周囲の静かな田園風景を眺めながら唐招提寺に向かいました。奈良へは、薬師寺さんに伺わない方は、唐招提寺東口バス停から移動するのがおすすめです。
近鉄京都駅からだと橿原神宮前行きの特急で乗換なしで行けます。薬師寺と合わせて参拝すると、この二つのお寺だけで一日かかると思います。最寄り駅の西ノ京駅から徒歩10分くらい。(薬師寺は駅から見えます)境内の建物の立地はコンパクトにまとまっており、アップダウンもあまりなく回りやすいお寺です。それぞれの建物が重厚な佇まいで、境内には凛とした雰囲気が漂います。入口の正面にある金堂の中の盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像、千手観音立像、薬師如来立像には圧倒されます。これだけ大きな仏像が三体並んでいる光景は圧巻としか言いようがありません。唐招提寺の千手観音立像は特に好きな仏像です。また盧舎那仏は東大寺の大仏と同じ仏様です。金堂は奈良時代に建てられたものだと思うと、何とも言えない時の流れを感じざるを得ません。奈良のお寺めぐりをする前に亀井勝一郎著「大和古寺風物誌」を一読しておくと良いかも。講堂にも仏像が沢山あります。鑑真の御身代わり像は開山堂に安置されています。毎年5月19日に行われる中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)で配られるうちわが売店で売られています。お土産に丁度良いです。
聖武天皇に招かれて来日した鑑真和上が創建した私寺。国宝指定されている建造物が並んでいる。特に南大門の真正面にある金堂は重層感があり、日本最古の現存金堂である。内部も本尊の盧舎那仏坐像、手前の梵天立像、帝釈天立像、左右にある千手観音立像と薬師如来立像、須弥壇四隅の四天王立像と国宝のオンパレードである。特に本尊の盧舎那仏坐像は座像としてはかなり大きく存在感がある。境内の奥には鑑真和上御廟がひっそりとあり、ここが官立寺院でないことを物語っている。見どころが沢山ある寺なので十分に時間を取って訪れたい。
金堂(国宝)内の像も国宝。千手観音菩薩は、本当に千本手がある非常に珍しいです。(実際には大きい手が42本、小さい手はいくつか取れてしまって911本の953本)。建造物の殆どが国宝に指定されています。鑑真大和上身代わり像は若干分かりづらいので、お見逃しなく。御廟は嬉しいサプライズが。美しい苔が出迎えてくれます!神秘的で思わず、お〜と声が出てしまいました。
当寺院には海外から来られた方々が熱心にお参りされる鑑真和上の御廟がある聖地です。拝観料の大幅Upにビックリと奈良バスのフリー乗車券を購入しなかった後悔でしばし門前でドリンクを購入して一息ついて冷静になってから拝観しました。コロナショックで激減した拝観者数からすれば仕方の無い値上げとは思いつつ以前は団体扱いで50円だったのが200円も安くなるので次回はフリーパスを必ず買うことにしました。最寄りの鉄道駅は近鉄の西の京駅ですが、約650mほど歩きますので東大寺方面と合わせて観光されるのでしたら先の奈良バスの一日乗車券(500円)が割引だけでは無く門前にバス停(医療センター行き63.72.78系統の唐招提寺)があり春日大社からでも30分ほどで着きますので電車プラス徒歩より早くて楽です。コースとしては春日大社・東大寺・興福寺や平城京方面→唐招提寺→(薬師寺)→近鉄西の京駅などです。唐招提寺のバス停は一方方面(→薬師寺→西の京駅)で日中は土日平日でも1時間に2本です。JR奈良や近鉄奈良・東大寺方面へバスで戻る場合は南大門前の道を左手(東)に約350m歩く唐招提寺東口(北向き②乗り場)で1時間に3本と時間を気にしなくても良いほど便利です。2021年9月の情報です。御廟や鑑真和上が教えを解いた平城京の東朝集殿の古材を再利用して建てられた講堂は当寺一の聖地スポットです。国宝の鑑真和上像は開山忌(6月)などの特別公開に別途拝観料有りでご開帳され普段は開山堂の「御身代わり像」での拝観となります。日本で一番古い経蔵と講堂は和上もご存知だったかも知れませんが金堂を始めとする伽藍は没後に完成したとされています。(講堂は鎌倉時代に朝集殿だった事が判らない程作り替えされています)私寺の唐招提寺ですが官寺と同じ素晴らしい仏像が多く残されていて見応えが有ります。金堂の本尊・盧舎那仏坐像、薬師如来立像、千手観音立像が並ぶ姿も素晴らしくこの組み合わせは当寺でしか見られない謎の組み合わせです。
| 名前 |
唐招提寺 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0742-33-7900 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 8:30~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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鑑真和上坐像公開の日に行きました。平日の14時ごろ訪問したのですが、公開される御影堂への整理券はなんとか手に入れることができましたが、もう少し遅ければ入ることができませんでした。唐招提寺そのものは境内が思っていたよりかなり広くて、ゆっくり見てまわったらあっという間に1時間以上経ちます。