国宝四天王像、静寂の中で。
東大寺戒壇堂の特徴
東大寺戒壇堂は、国宝四天王像を安置する貴重な場所です。
寺院内は静かで、落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
江戸時代に再建された堂内には、美しい塑像が展示されています。
長谷寺拝観を終わり再び電車とバスを乗り継ぎ、4軒目は東大寺の戒壇堂です。戒壇堂には四天王が安置されており、最高傑作の四天王と言われています。堂内に入ると見上げる位置に圧巻の四天王像が配置されています。よく観察すると完成当時の色が見られ、完成当時はどんな姿だったのか興味をそそられました。
大仏殿の西側に在ります。拝観料800円、国宝四天王立像は必見です。奈良時代の土の像、地震もあったと思いますが、よくぞ残ってきたものと感心します。真中の多宝塔を守るように四天王が立っています。増長天と持国天は目を見開き、多聞天と広目天は睨みつけています。奥から睨みつける広目天は目力が凄いですね。建物、お庭と極めてシンプル、仏像好きには良いのですが、大仏殿の盧舎那仏坐像(拝観料800円)を同日に拝観はお薦めしません。
東大寺の戒壇堂を初めて訪れました。戒壇堂は奈良時代に僧侶が正式に僧籍を得るための「授戒」が行われた場所で、日本仏教における重要な役割を果たしてきた建物です。堂内に安置された四天王像は、いずれも力強い表情と迫力のある姿で、まるでその場にいるだけで守られているような感覚を覚えます。これらの仏像は国宝に指定されており、奈良時代の仏教美術の高さを物語っています。歴史ある空間の中で厳かな雰囲気に触れることができ、東大寺の壮大な歴史の一端を感じられる場所だと思いました。訪れる際にはぜひじっくりと四天王像を見て、その迫力を味わってみてください。
令和2年から令和5年まで保存修理と耐震化工事のため、2年前はお目当ての四天王は東大ミュージアムでの拝観となった。でもかなり近くで拝観できたのはよかった。今年、満を持して修理後の戒壇堂を訪問。2年ぶりの四天王を拝観でき大満足。個人的には広目天の眼差しが気に入っている。現在の戒壇堂は江戸時代に再建されたものとのことだが、建物の梁に無数の手や指の跡が残っており、係員に聞いたら手あかや皮脂が時間とともに出てきたのではないかとのこと。他のお寺にある血天井とかのようなものではないらしい。しかし、拝観料800円は懐に厳しい。
僧侶が具足戒を授かる為の道場です。境内は厳かで清らかな雰囲気が感じられます。堂内には多宝塔を中心に、有名な塑像の四天王が屹立し睨みを利かせています。堂内を一巡してゆっくりと拝観する事が出来ます。令和四年現在、戒壇堂は修理中で、四天王像は東大寺ミュージアムに遷されています。
普段は鑑真和上の法要でしか使用されていないとのことで、めったに見られない内部を拝観させていただきました。大変美しい仏様、四天王を見られて感動しました。
何度も前を散策してますが、院内を拝見したことがありません。気になるのですが門は閉ざされてます。
東大寺戒壇堂にある広目天像(こうもくてんぞう)は仏法を守護する四天王の1つで、天平の塑像(そぞう)。他の堂から移され、現在は戒壇の北西隅に安置される。高さ163センチ。
現在の建物は江戸時代の再建です。あまり大きくない堂内は、多宝塔を安置する高くせり上がった広めの檀上と、その四方を囲う通路によって構成されおり、異様な緊張感に包まれています。その四隅には、歴史の教科書で誰もが一度は見ているはずの、かの有名な四天王像、天平時代の塑像です。その静かな憤怒の表情、張り詰めた堂内。まさしく厳粛な空間です。
| 名前 |
東大寺戒壇堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0742-22-5511 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 8:30~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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出家者が受戒(正規の僧となるための戒律を授けられる)するための施設として、奈良時代に鑑真和上を招いて創建されたらしい。