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上里町第二浄水場の正門の向かいに大きな石碑が建っていました。「県営ほ場整備事業竣工記念碑」とのことです。何か分からなかったので埼玉県のホームページを検索したところ、「ほ場整備」とは•農地の区画を整理するとともに、用水路、排水路、農道、暗渠排水等の整備を行い、生産性の高い農地をつくる事業です。•区画の拡大により、大型機械の導入や農作業の省力を推進し、効率的な農業生産を行うことができるようになります。とのことです。このあたりの畑が、きれいな格子状になっているのは整備したからなのですね。下記は、碑文の内容です。県営ほ場整備事業竣工記念碑埼玉県知事 上田清司書本地区は、上里町の西部に位置し、一級河川神流川右岸に広がる総面積百七十一ヘクタールにもなる水田、畑及び樹園地の複合農業地帯であるが、農地は未整備状態で道路及び用排水路の利便も悪く安定した農業生産の障害となっていた。このような状況をふまえ、近代農業の確立に鑑み、土地改良事業の推進を図るため事業推進体制を樹立し、平成十三年十一月埼玉県知事から土地改良区の設立施行認可を受け、県営ほ場整備事業上里西部地区として、平成十六年から工事に着手した。以来九年有余の歳月と総事業費十六億 三千万円余りの巨費を投じ、組合員三百 六十三人の総意により区画整理等の土地改良事業が完了したものである。本事業により、地域の発展と生産性の高い農業経営に寄与する基礎が確立されたが、これは組合員の懸命なる努力と県農林部をはじめ、関係各位のご指導、ご協力の賜であり、深く感謝すると共に、 ここに埼玉県営ほ場整備事業上里西部地区の事業竣工にあたり、記念碑を建立し永く後世に伝えるものである。平成二十六年十一月吉日上里西部土地改良区理事長 関根 孝道撰文。