東松山の歴史が息づく、貴重な板碑の魅力。
阿弥陀一尊板石塔婆・阿弥陀三尊板石塔婆・仁治二年の板石塔婆の特徴
東松山市正代に位置する個人所有のお堂には、貴重な板碑が3基存在しています。
仁治二年の板石塔婆を含む歴史的な遺物が保存されている場所です。
阿弥陀一尊板石塔婆と阿弥陀三尊板石塔婆が並ぶ神聖な雰囲気を感じられます。
仁治二年の板石塔婆・阿弥陀一尊板石塔婆・阿弥陀三尊板石塔婆の3つがあります。まったく整備されていない感じですが、どのように管理されてるのでしょうか?
| 名前 |
阿弥陀一尊板石塔婆・阿弥陀三尊板石塔婆・仁治二年の板石塔婆 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP |
https://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/soshiki/55/3773.html |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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東松山市 正代のほんの少し高い場所に個人所有のお堂があり、市の考古学資料に指定されている板碑が3基も並んでいます。いずれも青石塔婆が作られる様になった初発期のものと言われています。左から阿弥陀三尊板石塔婆、阿弥陀一尊板石塔婆、元治二年の板石塔婆の順に並んでいます。阿弥陀一尊板石塔婆は比企郡最古の寛喜元年(1229)に作られ、中央に阿弥陀如来立像のレリーフがされた初発期を代表する様な青石塔婆で、緑泥片岩の色も鮮やかです。阿弥陀三尊板石塔婆は作成年は不明(1241〜1250年頃)で阿弥陀三尊像が彫られています。主尊の浮彫上部が磨損していますが、板碑の色は良いと思います。元治二年(1241)の板石塔婆は上部破損は大きいものの、種字で阿弥陀仏を表した板碑で、阿弥陀一尊板石塔婆に次ぐ旧さの青石塔婆です。