小串鉱山で星空見上げよう。
小串鉱山跡の特徴
昔の繁栄を感じる小串鉱山跡は、歴史が詰まった魅力的な施設です。
フジの何だこれミステリーで紹介された興味深いスポットです。
星空が美しい夜の訪問は、特別な体験になること間違いなしです。
フジの何だこれミステリーでやってましたね。
とても清々しく気持ちのいい立地ですね。索道跡などの遺構が残っています。
夜中に行くと、星空が綺麗ですよ。行くのはなかなか勇気が要りますが。(笑)
過去の繁栄を感じさせない廃墟。何となく火星を感じさせる。対面にある破風岳あわせて楽しむのがオススメ。
『小串鉱山』は私の母が閉鉱までを過ごした場所でした。『鉱山閉鎖』に伴い、『敷地建物』や『坑道口』は悪用されない様、鉱山会社により『爆破・破壊』されたそうです。以前ゴールデンウイークに此の地を訪れようとしましたが国道の分岐でまだ冬季閉鎖の鎖が張られていました。二度目は『毛無峠』から先、一般車両進入禁止のチェーン。其の時は歩く為の準備をしていなかったのでそこから引き返しました。三度目、食料。水をリュックに用意して『毛無峠』へと赴くと駐車場には沢山の車が停まっていました。ナント県境付近の『熊笹』を利用した『ラジコングライダー』の聖地に変貌していました。『小串鉱山』への林道を下る手も在りますが、直線的に下れる登山道を選択。途中藪漕ぎの目に遭います。訪れたのは初夏、ぐんぐん上がる気温に『鉱山跡往復』は危険と判断し断念。(水が足りなかった)結局『地蔵堂』(黄山事故慰霊)迄辿り着けませんでした。『モノクロ写真』は、先日母のアルバムを整理していて見つけた『小串鉱山全盛期の写真』です。
| 名前 |
小串鉱山跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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かつて群馬県吾妻郡嬬恋村干俣に所在した硫黄鉱山。群馬県と長野県の県境にある毛無峠の南東斜面にあった。標高約1600mの高所に所在の為、雲上の小串鉱山と呼ばれていた日本で2番目に大きな硫黄鉱山であった。1929年(昭和4年)より北海道硫黄株式会社(三井財閥)によって硫黄採掘を開始し、最盛期には2,100人が暮らしており、一つの村となり栄えており小学校や映画館、芝居小屋、床屋、銭湯もあった。しかし1937年(昭和12年)11月11日に大規模な斜面の崩壊(山津波)により、鉱山事務所、精錬所、配給所、荷造場、嬬恋村立西尋常小学校小串分教場(昭和9年開校)、350戸(社宅70棟)の鉱山住宅が土砂にのまれ、嬬恋小学校小串分教場の校庭で遊ぶ児童50人を含む245人が亡くなった。(坑口付近で難を逃れた作業員が嬬恋村役場まで素足でたどりつき災害を通報。群馬県最大の土砂災害となった)。漸く村が復興した頃には石油精製過程で生じる低コストな硫黄が鉱山を掘るような危険をおかさずとも収集できる事がわかり、しかも世の中も石炭から石油へエネルギー転換の世の中となり、石油精製の際できる回収硫黄の普及もあり硫黄自体の価格が下落したことなどから1971年(昭和46年)に閉山となり村も消滅した。現存する遺構には、変電所跡と索道の柱、245名の菩提を弔う地蔵堂と六千尺地蔵尊(小串地蔵尊/昭和13年8月13日建立)、慰霊碑などが残っているが、現在は土砂崩れや建物倒壊や硫黄鉱山跡から有毒ガスが発生する可能性もある事から一帯(嬬恋村干俣から小串鉱山跡)は立ち入り禁止となっており、長野県側から行くと県境に「遭難多発区域 群馬県 この先 危険につき関係者以外立ち入り禁止 中之条土木事務所」と書かれた立札と通行止めの道路標識と鎖で道を塞いである為に訳を知らない若者を中心に「なんで群馬県側は危険なんだ?群馬県側に何があるんだ?毛無峠って名前からしてやばそう化け物や幽霊でもでるんじゃないか?」と一部都市伝説みたいに語られるようになっている 笑2025年9月10日放送のフジテレビ系列 世界の何だコレ⁉︎ミステリー 「県境にナゾ看板!群馬の先だけ立ち入り禁止?」でも取り上げられた。