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【前橋台地の巨大岩石】前橋市は、赤城山と榛名山の中間を流れる利根川の左岸に中心を持つ市で、室町時代までは、中央市街地を利根川の本流が流れておりました。地質学者は、その古利根川の名残である広瀬・桃木の両川流域を広瀬川!低地帯、古利根川の右岸は前橋台地、左岸を赤城火山斜面と呼んでおります。前橋台地は、黒土の下に岩石を含む赤土の前橋泥流堆積層があり、その下には100メートル以上にも及ぶ前橋砂礫層がありますが、当行本店建設の際に調査の結果、市の水資源である榛名被圧水が豊富に存在していることが確認されるとともに、これまで前橋台地の形成時期は、2万4千年前とされていましたが、地下20メートル地点のシルト層が約2万1千年前に飛来した九州の「姶良火山灰」のものであることが判明したため、その時期は2万年前であることも確認されました。この巨大岩石は、数十万年前に形成された赤城山系の溶岩が、約2万年前に前橋泥流とともに当地に流され、現在では地下18メートル付近に転在しているもので、昭和54年5月、行本店建設時に地中より掘り出されました。