補陀落渡海の伝説を体感!
補陀洛山寺の特徴
補陀落渡海で知られる天台宗の寺院です。
熊野三所大神社との神仏集合が見られます。
原寸大の渡海船が保存されている貴重な場所です。
西国三十三所巡礼 一番 青岸渡寺にお参りするため、那智へ。まずは、衆生を観音様がいる場所へ導く捨て身の行「補陀落渡海」発祥の地 補陀落山寺へお参りしました。歴代の住職の中から、補陀落渡海を行った人が何人もいます。肉体は亡くなってもみんなを導いてくれていると思うので、供養塔にて感謝と心ばかりの慰霊の勤行を致しました。また、同じような行はできないですが、捨て身で信じる道を進んだその遺徳を修行者の端くれとして少しでも引き継ぎたくお祈りしました。観音信仰は、観音様を念じれば必ず生きながらにして救われると言われ、現世利益があります。観音様の力が益々広まりますように🙏
「ふだらく渡海のお寺」の山号は「白華山」寺名が「補陀落山寺」です。白華山補陀落山寺の境内には、霊魂の永遠の救済を獲得する為にここから船出して行った二十五人の名前を記した石碑があります。また25名以外にも此処から船出して行った庶民も数多くいたと考えられています。「補陀落」とは、観音菩薩がお住みになる聖地とされています。那智宮曼荼羅には補陀落渡海の様子が描かれています。
「補陀落渡海」で知られる天台宗の寺院。再現された渡海船を見学可能。拝観料なし、駐車場あり(無料)JR紀勢本線「那智駅」、「道の駅なち」すぐそば。寺院の成り立ちや補陀落渡海に興味がなければあまり見るべきものはない。遥か南方にあり、観音菩薩が降臨すると言われる「補陀落」の名を冠した寺院。那智の滝近くの寺院「青岸渡寺」と同じ天台宗であり、現在は同寺が管理している。死後の世界観のひとつ「海上他界」の影響下、捨身業(死を前提とする修行)として「補陀落渡海」が行われた。補陀落渡海は、「渡海船」と呼ばれる内部からは出られない船に乗せられ海に流されるというもの。主に補陀落山寺の住職が行ったと伝わる。船が沖縄などに流されたという伝説などもあり、非常に興味深い。
訪れる人も少なくひっそりと佇んでいました。日本では南海の果てに補陀落浄土があるとされていて、その補陀落を目指して船出することを「補陀落渡海」といわれており、境内には渡海僧が乗りこんだ船を復元したものが建物のなかに展示されていました。
補陀落渡海記を読んでからどうしても訪れたかった場所。補陀落船の復元で船出を想像してみる。世界遺産とのことだが、補陀落信仰もユネスコ、イコモスに理解されたのだろう。すごい。
お隣の熊野三所大神社との神仏集合の形態が残っています。ふだらく渡海に驚きました。参拝させていただきました。有難うございました。南無観世音菩薩。
熊野那智大社を参拝の後、道の駅へ行こうとしたら見掛けたので立ち寄り。ああ、捨身行をする僧侶はここから東方極楽浄土を目指したのですね。天台宗は厳しい行をされますし、千手観音様は東の浄土ですし。那智駅と道の駅からすぐです。余裕があればお立ち寄りを。
タイミングよく素敵な話が聴けましたよ。
ブラタモリでも紹介された渡海船です。南の海にある浄土”補陀落”を目指し、小舟で海を渡る捨て身行を行った、渡海上人が乗った小舟がここで復元展示されています。実際、沖縄などに流れ着くこともあったみたいですね。普通は黒潮に流されジョン万次郎みたいにはるか太平洋に流されたと思うけど、季節によっては黒潮の逆流が発生し南行もありえるそうで。実物見ると本当にボートみたいなサイズで、外から釘を打たれて出られなくなるので、銚子沖とか金華山沖とか、海の難所で亡くなるケースが多かっんじゃないかとしばし考え込んでしまいました。生活に苦しむ民衆の思いを浄土に伝えるためとは言え、すざまじい修業があったものだと思います。復元船、一度見る価値ありだと思います。
名前 |
補陀洛山寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0735-52-2523 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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9時前に行った。人もおらず、管理する方々が働いておられた。綺麗に整備されていて気持ちよかった。浜の宮王子と補陀洛山寺は、繋がっていて、私には境がわからなかった。周りにいくつも駐車場があって「無断駐車禁止」と書いてあって、そこにおられた方に聞いたら、お参りに来たのなら停めて良いと言われた。