陸奥国一宮、神社探訪の新定番!
八槻都々古別神社の特徴
陸奥国一宮である知名度が高い神社です。
2025.5に訪れる価値のある都々古別神社です。
式内社であるため歴史を感じる場所です。
陸奥国一宮。馬場都々古別神社(棚倉町)を上宮(上社)、八槻都々古別神社を中宮(中社)、近津神社(大子町下野宮)を下宮(下社)として、近津三社をなした。慶長二年(1597)の「陸奥國一宮近津大明神縁起」によると、第十二代景行天皇の時に、皇子の日本武尊が奥羽に至り、八溝山の東夷を討った際、日本武尊を守護した三神が、建鉾山(白河市表郷三森)に隠れたので、日本武尊は東方に箭を放ち、箭の着いた地(箭津機やつき)に神社を創建したという。そして、源義家が奥州征伐に訪れた際、千勝(近津)大明神と改称したと伝える。巨大な石燈籠一対。大正四年(1915)十一月十日、刻の、國幣中社都都古別神社、の大きな標柱。大正六年(1917)十二月十四日、刻の、巨大な石鳥居。明治四拾一年(1908)十一月廿五日、刻の、大きな石燈籠一対。縁結び 長寿 之神、の根元が一つで、二つの木になる、御神木。狛犬阿吽像がある。右側、阿形像は、目の上に、巻き毛が六つ、口を大きく開いて、舌が見える。恐ろしい形相である。左前脚で玉をおさえ、毛卍紋が、ところどころにある。尾が大きく、巻き毛が大きく数多あり、キツネのように、大きな立尾である。耳が下に伏せていて、そのうしろに、巻き毛が数多あり、すじ毛も流れるが、様式的である。左側、吽形像は、右前脚に、子狛犬がまとわり(子狛犬の尾も立尾である)、ギョロ目の上に、巻き毛が六つあり、獅子鼻、口の牙はまばらにあり、あごひげが刻まれる。伏せ耳の下に、巻き毛が四つらせんを巻き、頭のうしろにも、大きな巻き毛が数多ある。尾は、下方に巻き毛が大きくあつまり、キツネのような立尾である。毛卍紋がところどころにある。維時天保十一庚子歳(1840)十月吉日建之 世話人 流村新蔵、と刻まれている。阿形像、吽形像で、表情や作風に違いがある。作者の留蔵、力蔵は、信州高遠の旅稼ぎ石工で、金七両という、破格の金額で、狛犬製作を依頼された。どちらが留蔵、力蔵の作だろうか?左側に、手水舎があり、春日灯籠一対。赤く塗られた、隋神門がある。くぐると、都々古別神社、の社額のある、立派な、拝殿がある。本殿は、三間社流造で、拝殿。本殿、ともに、重厚な屋根に息をのむ。拝殿に向かって、右奧に、明治丗六年(1903)、刻の、春日灯籠一対。木の祠二宇。覆屋のある、木の祠一宇。その前に、石燈籠が十一基並んでいる。嘉永二酉年(1849)、天保三壬辰年(1832)一対、明治二年乙巳(1913)十一月吉日、弘化三年午(1846)十月吉日、天保三壬辰年(1832)五月吉日一対、明治十九年(1886)旧十一月一日、明治三十二年(1899)十一月一日一対、など、古い石燈籠も多い。都々古の森の池、もあり、大きなニシキゴイが、悠然と泳いでいる。神社の格が、まったく違う、想像以上の大社である。
2025.5都々古別神社(つつこわけじんじゃ)式内社(名神大社)論社、陸奥国一宮。別表神社。緑に囲まれた静かな神社です。「つつこわけ」の由来については、籾を入れる藁苞(わらつと)の美称「ツツコ」によるという説、「筒」すなわち太鼓状のものを指すという説、長野県諏訪地方の千鹿頭神に由来するという説などがあるそうです。社務所は平日でも在中されているので、御朱印の授与も可能です。馬場社・八槻社と近津神社の3社を「近津三社」と総称されます。【御祭神】味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)【由緒】八槻都々古別神社は奥州一宮の近津明神として崇敬されてきた古社で、創建は明確ではありませんが、『延喜式神名帳』にみえる白河郡の大社です。室町末期から江戸初期に当地を治世した佐竹氏により社殿群が充実されましたが、正徳元年(1711)に焼失し、現在の社殿群は享保年間(1716~36)に再建されたものです。近世は神仏習合(しんぶつしゅうごう)の色濃い社頭景観を構成しており、寛政2年(1790)の資料からは本殿・拝殿・随身門のほか、神輿殿や鐘楼、観音堂がありましたが、明治初期の神仏分離によって仏教色が一掃された結果、現在の境内構成となりました。
| 名前 |
八槻都々古別神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0247-33-3505 |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 9:30~16:00 |
| HP |
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01230a/tanagura.html#95 |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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いつも、気になっていたけど、やっと行けました。国道のすぐそばなので、より易い。また、階段がないので足腰に不安があっても誰でもお参りできます。奥にも建物があるので、ぜひ見てほしいです。