出来島伊奈利神社の祭りは圧巻!
伊奈利神社の特徴
堤防の近くに鎮座する出来島伊奈利神社、荘厳な雰囲気が漂う。
多くの神々が祭られており、信仰の深さを感じる場所です。
出来島あばれ神輿の祭礼が行われ、地域の祭りに欠かせない存在。
堤防の近くの神社。境内は広めで祭事にも良いかも。周囲の道幅が少し狭い。
出来島伊奈利神社(できじまいなりじんじゃ)主祭神 保食神合祀神 別雷命 素盞嗚命 天御中主命 天手力男命 大日孁貴命 伊弉那美命 事解男命 速玉男命「出来島あばれ神輿」めぬまの東西あばれ御輿のうち、「西」は出来島八坂神社(伊奈利神社:熊谷市出来島10)の祭礼です。七月中旬の日曜日、みこしは昼前に神社を出発し、揉んだり水を掛け合ったりと楽しく盛り上げながら地区の家々を回り、歓待を受けます。午後四時前後に神社前から利根川河川敷に下り、川に入れてひとしきり揉んだあと、みこしを川中に立ててとんぼに上り、水中にダイビングします。関東有数の奇祭は、みこしを引き上げて神社へ還すまで始終笑顔と笑い声に満ちています。(「くまがや市商工会HP」参照)利根川に接する妻沼地域の集落は、上流から間々田・出来島・台・妻沼・善ケ島・大野・葛和田・俵瀬があり、利根川と共に歴史を刻んできました。出来島の地名は、いったん洪水になると、村が水面に浮かぶ島のようになることから付けられたといわれています。出来島は、連続堤が築かれるまでは、現在の群馬県利根川沿いの集落に、舟を移動手段としていたことから隣の村であり、経済活動や地域文化の一帯感があったと考えられています。現群馬県太田市、世良田の祇園祭り(八坂神社)は、四百年以上の歴史を持ち、利根川対岸の住民もこぞって見学に出掛け、周辺の地域は祇園祭の影響を受けてきました。世良田の祇園祭りに担がれる神輿が新調された際に、古い神輿を出来島に譲渡すことが決まり、神輿を利根川に流して、出来島河岸で引き上げたことから、祭りが始まったといわれています。利根川は常に氾濫し、村落の境界は常に変動していました。祭り好きの男たちが夢中になる豪壮な祭りに、出来島八坂神社の祭礼と葛和田大杉神社の祭礼があります。この二つの地域は、利根川の氾濫と闘いながら共存してきました。二つのあばれ神輿はその証なのかも知れません。(「くまがやねっと」参照)
| 名前 |
伊奈利神社 |
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| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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