静寂な姫の宮で驚異の巨木を。
長柄神社の特徴
御所市の歴史ある式内社、下照姫命を祭神にした神社です。
創建は1450年頃と推測され、天武天皇のおみえになった場所です。
巨木が立ち並ぶ境内はしっとりとした静寂に包まれています。
大国主命の娘、下照姫命が祭神です。裏に廻り本殿の庇を観ましょう。龍の絵が描かれています。ここに描かれているのは大変珍しいことです。また、入口にある1対の石灯籠は、堺屋太一(池口小太郎)さんから寄贈されたものです。ここは、お父さんの実家があり、戦時中の大阪空襲で名柄に転移し、名柄小学生に転入している。
駐車場はありませんが、神社からお隣のお寺までの道沿いが駐車スペース?トイレも確認できませんでした。神社のなかに公園があります。
創建年代は1450年頃とみられ、日本書紀に天武天皇が長柄神社におみえになられたと記されている、歴史と由緒ある神社のようです。現在は神社敷地内に朽ちてしまいそうな遊具がある児童公園が併設されており、神社の雰囲気も寂しい感じですが、以前は敷地全体が立派な神社であったんだろうなぁと想像はできました。案内板があり、詳しい説明がなされています。
20/10/16参拝。下照姫命を祀るとされ、一言主神社や高鴨神社の「姫の宮」と称されている延喜式内小社で旧村社。創建は不詳ながら、付近(名柄遺跡)で680年に騎射を催した記述や首長居館遺構、銅鐸、鏡の出土がある。本殿は一間社春日造で1312年を最古とする17枚の棟札が伝わり、室町中期の1489年まで遡ることができるらしく、軒下には八方睨みの龍が描かれている。名柄の集落内に鎮座し、公園を兼ねているようで、手入れも行き届いている。
御祭神:下照姫命創建は不明です。古事記では「葛城長江」の名称があり、日本書紀では神武天皇即位前紀己未年2月20日条に見える「臍見長柄丘岬」を当地に比定する説もあります。延長5年(927)成立の延喜式神名帳にも記載がある事から、同帳成立以前から鎮座していたと思われます。拝:2020/09/07
街中にある静寂な神社だ 神殿が近い。
故堺屋太一さんの御寄進かと思われる新しい石灯籠がありました。葛城の路の案内によると、一言主神社様や高鴨神社様の姫神社様という錚々たる神社さんでいらっしゃいます。小さな神社様もいくつかお祀りなされていらっしゃり、にぎやかにされていらっしゃる神社さんかとお見受けいたしました。
「葛城(葛木)の道/万葉の道」十四の三の十五 御所市大字名柄名柄神社(ながらじんじゃ)名柄とも長柄とも記載されることがあり、葛城山の長い尾根・稜線のことをさすということが記載されています。創建は不明ですが、金剛山の頂上付近にあった「朝原寺」の手水舎を遷したものが神社の西広場の中に保存されています。もともとは檜皮葺であった神社の拝殿・本殿ですが、今は銅板葺きに変更されています。駐車場はありませんが、境内にも円滑に入ることができますし参拝は、春日造りの小さな拝殿でおこないます。こじんまりとして主張しすぎない静かな佇まいで、落ち着いてお参りができます。この周辺には、面白発見ができたり、小さな寺社がたくさんあります。その様子でも見に行きましょう。
郵便名柄館の方に駐車場まで散歩しながらはどうですか?と勧められ寄ってみました。子供のころ近くの神社で遊んだがよみがえる。御朱印目当ての人はなく、遊具のある神社。ええ感じです!
| 名前 |
長柄神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0745-66-0178 |
| HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php?jinjya=5829 |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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御所市の西方にある式内社です。現存する石造物は江戸時代末のものばかりですが、江戸時代初期のものと思われる石燈籠の基礎や、大阪下寺町の石工新助や、紀州東家の石工傳次郎による狛犬があります。