弥勒沢の炭鉱、歴史が息づく。
みろく沢炭砿資料館の特徴
弥勒沢地区に位置する小さな民営の炭鉱資料館です。
館長が石炭の歴史を詳しく教えてくれる貴重な体験ができます。
実際に使用されたランプや石炭を燃やす体験ができます。
いわき市の郊外にある小さな炭鉱資料館です。この付近でも小さな炭鉱が点在していたようで、当時利用していたトロッコや鉱山で利用していた道具が展示されています。館長の親切で丁寧な説明のお陰で、当時の炭鉱の状況や鉱夫の皆さんの暮らしぶりを知ることが出来ました。館長は炭鉱内で利用していたカーバイトに点火してくれたり、炭鉱の鉱脈を観せてくださったり、本当にありがたかったです。偶然にも館長が普段暮らしている千葉県の家が近かったので近所のお話や、台灣での思い出などお話することが出来て良かったです。
弥勒沢地区にある個人運営の炭鉱資料館。ここ弥勒沢は、1856年に片寄平蔵が石炭を発見した場所であり、かつては本州最大規模であった常磐炭田の採掘の始まりでもあります。資料館には、かつて炭鉱で働いていた渡辺為雄氏が、長年に渡って収集してきた、採掘に使われた鉱具や当時の様子を写した写真、炭鉱に関連する資料が展示されています。2007年に敷地内で露頭している石炭を掘削してからは、実際の石炭層を見学することもできます。個人経営ですが、内容は湯本駅近くにある「いわき市石炭・化石博物館」よりも充実しています。資料館は無料で、自由に見学できますが、ガイドをしてもらう方がより楽しめ、理解できるのでおすすめです。渡邊さんの案内を希望する際は電話で事前連絡して行った方が良いでしょう。
館長が、石炭の歴史について詳しく教えてくれました。石炭を燃やしたり、カーバイトライトを点灯していただいたり、すごく楽しめました。資料館のサイズは大きくはありませんでしたが、私にはとても楽しめました。
資料館といっても、小さい小屋ですが、住人の人が実際に炭鉱で使われたランプだったり石炭を燃やしてみたり、その他細かい備品について丁寧に解説してくれます。特に小さいお子様と行くのは楽しめて良いと思います。また、ついでに語りますと、ココにくる途中にQRコードが至る所にありまして、それを用いますとyoutubeでその場所の解説動画を見る事が出来ますので、訪れる際にはフリーwifiも合わせて持っていくと良いと思います。
弥勒沢炭鉱の歴史がリアルに分かる資料館です。生産性向上のためのツルハシの改善や初期のカンテラの仕組みなど館長が丁寧に説明してくれました。初期のカンテラに使われていたアセチレンガスの生成方法を実演で見せてもらえたのは圧巻でした。炭鉱で使われていた通信機、電話やヘルメット等、当時使われていた物も多く展示してあり直接触ってもOKでした。栃木県出身のお笑いタレントU字工事も取材に訪れて楽しんでいったようで、その様子をYouTubeで見れるそうです。
内郷駅からタクシーで1,500円くらいでした。とても親切に解説いただき、すばらしかったです。これまで炭坑と言えば遠い昔の話という意識でしたが、工具や掲示物の実物を触ってみて、ほんの少し前のことだったんだなと意識を改めました。こじんまりとはしていますが、個人のかたが開設されているようなのに無料で見学でき、いつまでも継続してほしいので、運営資金は大丈夫なのか、心配になりました。個々での携帯電話の電波はau以外はつながらないそうです。よいものを見せていただき、感謝します。
| 名前 |
みろく沢炭砿資料館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0246-26-6282 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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1855年、片寄平蔵が石炭の露頭を発見した場所から200メートルほど上にある民営の石炭資料館です。お土産に石炭をくださいます。駐車場の奥に、館長のお父さんが作られたという露頭があり、そこでいわき炭層の1番層と2番層を見ることができます。